ゲイリー・ファーという人間! [オーストラリア]
オーストラリアのローズワーシー大学出身のゲイリー・ファーという
醸造家をご存じですか?
ワインの名前やワイナリーの名前は覚えていても、なかなかそのワインをつくっている人物の名前は覚えられませんよね。
でも、ワインのビジネスをして、一番感じることは
『そのワインは、誰がつくっているか?』
なんです。
このゲイリー・ファー氏はフランス、ブルゴーニュの有名生産者、
ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイス
の下で研修を重ねた人物、ブルゴーニュの葡萄栽培や醸造に非常に
影響を受け、現在オーストラリアのバノックバーンでブルゴーニュ
系葡萄とオーストラリアン・シラーズのワインをつくっています。
彼はブルゴーニュで研修して得た、ピノ・ノワールやシャルドネの
栽培、醸造に関する様々なアイディアをワイン造りに取り入れ、
現在オーストラリアを代表する醸造家
として活躍しています。
オーストラリアワインのスペシャリストのワインジャーナリストの
James Hallidayも著書Wine Companionで
そのバノックバーンは
最高の造り手の★★★★★
の評価をつけ、葡萄品種別のベストワインでは
シャルドネが96ポイントで第2位
ピノ・ノワールが97ポイントで第1位
シラーズが97ポイントで第1位
という最高の評価をされたワインたちなのです。。
本日より、ほんの少量ですが、このバノックバーンの
3つのワインが入荷しましたので販売いたします。
シャルドネ2000 バノックバーン
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=3600
ピノ・ノワール2000 バノックバーン
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=3599
シラーズ2000 バノックバーン
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=3598
現行のヴィンテージですが、その評価を受けた頃よりも
さらにその実力は評価されているゲイリー・ファー氏の
ワインたちです。
で、私は土曜日にバノックバーンはあまりに数が少ないので
ゲイリー・ファー氏がバノックバーンの真正面に購入した
4.8ヘクタールの畑から作られる、ご自分の名前を冠した
シラーズ・バイ・ファー2000
をテイスティングいたしました。
ファー氏が厳選したクローンからつくられるワインで年間
たったの800ケースの生産量しかないワイナリー。
オーストラリアン・シラーズの個性はしっかりあるものの、
今までのオーストラリアワインにありがちな余りある強さなど
がなく、凝縮感はあり、木のニュアンスもすごく良く、そして
とてもエレガントに仕上がっているのです。
さすが、ゲイリー・ファー氏のワインは美味しいとスタッフと
ともに楽しませてもらいました。
バイ・ファーも2001年が近々に入荷する予定です。
このワイン、ファースト・リリースの1998年ヴィンテージは
オーストラリア国内でも大きな反響を呼んだそうです。
今日は父親の80回目の誕生日。
朝、逢ったから 『おめでとう』の一言を言って出社。
たまには早く帰って、祝おうかなぁ・・・・。
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アルタ・ヴィスタ・ダブル・マグナム プレゼント
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『べージュ東京』総支配人のる渋谷康弘氏が特別ゲスト
Haruさん、こんにちは。
造り手の心意気や人生は、そのままワインに映し出されるのですね。
お父様
お誕生日おめでとうございます。
すばらしい一年になります様お祈りしております。
どうぞ、お健やかに!
by ERIじぇんぬ (2006-01-10 11:10)
ERIじぇんぬ さん
お久しぶりです。
そうですね、やっぱりこれからのワインは誰がつくっているかということが
すごく大切になってくると思います。
誕生日メッセージ、ありがとうございます。
by ワイナリー和泉屋 (2006-01-10 18:00)