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マイナー葡萄品種の実力 [知識・勉強]


【マイナーな葡萄品種】

時代の流れ、技術の進歩により、今までマイナー品種と言われてた
葡萄が注目され始めました。

シャンパーニュ地方だと
ここのところピノ・ムニエがちょっと注目されてきましたよね。
ジェローム・プレヴォーや ジョゼ・ミシェル なんか本当に美味しい
ですものね。


リベラ・デル・ドゥエロのアルビーリョ種。
この葡萄はリベラ・デル・ドゥエロの赤ワインが非常に濃いため
それを少し軽くするために5パーセントまでブレンドを許された
白葡萄。現在、どんどんつくられなくなってしまった葡萄ですが、
ティエラ・デル・ギハラルがもっている樹齢の高いアルビーリョ
からつくるバルデ・ボニータはちょっとムルソーっぽい非常に
しっかりしたボディをもつ白ワイン。

 


イタリア、トスカーナ。
キャンティの補助品種であったコロリーノ種、近年、その独特の
香りやボディの構成力がしっかりしていると言うことでその評価は
鰻登り。

ルフィーノのつくるコロリーノにメルロをブレンドしてつくられる
『ロミトーリオ』はコロリーノの逸品と言われ、ヴィニタリの最高
評価に良く顔を出す存在。

 


などなど、葡萄栽培技術の進歩と共に今までの葡萄勢力図はこれ
から先、どんどん変わっていくかもしれませんね。


マイナー地域も非常に素晴らしいワインをつくる生産者もでてきて
いる昨今、いろいろワインを取り巻く環境がきっと変わることでし
ょうね。


《アルビーリョ種の逸品》
バルデボニータ・ブランコ2005 ティエラ・デル・ギハラル


《コロリーノの逸品》
ロミトーリオ・ディ・サンテダーメ2001 ルフィーノ


 


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