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自然派ワイン生産者を囲んでのワイン会 [イベント]

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◆ ワイン・メーカーズ・ディナー ◆
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自然派生産者・ワインパーティの開催

〔Montirius (モンティリウス)〕 ローヌ
〔Domaine Valentin Zusslin (ヴァランタン・チュスラン)〕 アルザス


モンティリウスのオーナー、エリック・ソーレル氏とヴァランタン・チュスランのジャン・ポール・チュスラン氏を迎えてのワイン・メーカーズ・ディナーの開催。

日時:2007/11/28 水曜日 19:00~22:00
会費:8,000円(食事、ワイン、税込)
場所:エスペルト
募集:30名
スタイル:高椅子による着席

参加ご希望の皆様、  wine@espelt.jp までメールでお申し込みください。お会いできますこと楽しみにしております。


当日のワイン
〔Montirius (モンティリウス)〕
○ヴァケラス・ブラン2003
●ヴァケラス2003
●ジゴンダス2002

〔Domaine Valentin Zusslin (ヴァランタン・チュスラン)〕
○クレマン・ダルザス・ブリュットN.V.
○ピノ・オークセロワ2004
○ゲヴェルツトラミネール・ヴァンダンジュ・タルディヴ2000
●ピノ・ノワール・ルージュ・ダルザス2004


生産者と共に味わうワイン、最高の喜びではないでしょうか。皆様、ぜひご参加ください。

 

【生産者情報】

〔Montirius (モンティリウス)〕



コート・ド・ローヌ南部のサリアンに5世代続く家族経営のドメーヌで、現在、エリックとクリスティーヌのソーレル夫妻が運営しています。

ジゴンダス、ヴァケラス、コート・ド・ローヌ、ヴァンドペイ・ド・ヴォークリューズにグルナッシュ、ムールヴェードル、シラーの畑を合計54ヘクタール所有しています。

前当主マックスにより1980年から段階的に自然派農法を実践しはじめ、1999年ヴィンテージから、すべての畑でビオディナミの認証(エコセール)を取得しました。

以降、エレガントで深みのあるそのワインのスタイルが各国ワインジャーナリズムから激賞を受けるようになり、今日も、「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」、「ル・クラスマン」、「ギド・アシェット」、「ギド・フリュリュス」、「ゴー・ミヨー」、「キュイジーヌ・エ・ヴァン・ド・フランス」、「デキャンター」、「ワイン・アドヴォケート」、「インターナショナル・ワインセラー(ステファン・タンザー)」、「ワイン・スペクテイター」といったワインメディアで恒常的に高い評価を受けています。

ブリティッシュ・エアウェイズなどの国際線、ギー・サヴォワをはじめとするミシュラン3つ星レストランなどでオンリストされています。


〔栽培と醸造について〕
完全ビオディナミで栽培後、フェノール分までよく完熟したぶどうだけをすべて手摘みした後、厳しく選別します。

このドメーヌの醸造所は、完全なる重力による醸造プロセスを実現するために、10メートルもの高低差をもって斜面上に建設されています。

また、磁場の考慮、ファラデー・ケージ効果(静電塗装において、霧化機の電極によって作られる電界が被塗物の凹部に及ばないこと。このため、凹部への塗装が困難となる)を防ぐため、アース銅線入りの鉄筋コンクリートで建造する、といった最新技術も駆使されています。

さらに、醸造所の建材とタンクの材料となるセメントを練り上げる際、彼らの畑の基盤土壌から採取した水を加えるなど、ビオディナミの思想に基づく工夫もなされています。

アルコール発酵の前に5~6日間のコールドマセレーションを行います。発酵は天然酵母のみを使用。原則として、白ワインはステンレスタンクで、赤ワインはコンクリートタンクで発酵が行われ、熟成はフードルと呼ばれる伝統的な大樽を使用します。ビン詰めはマリ
ア・テュンのカレンダーに基づいて、無清澄、ノンフィルターで行われます。


○ヴァケラス・ブラン
砂質、砂岩質基盤に、大小の石がごろごろ転がる粘土石灰質の古代沖積土壌。ブルブーラン50%、グルナッシュ25%、ルーサンヌ25%。一部除梗し、マセラシオン・カルボニック法で醸造。年間生産量400~500ケースの限定生産ワイン。

●ヴァケラス
24ヘクタール。砂質、砂岩質基盤に大小の石がごろごろ転がる粘土石灰質の古代沖積土壌。樹齢80年の区画を含む、平均樹齢40年のヴィエイユ・ヴィーニュから、ヘクタールあたり35ヘクトリットルの低収穫量。グルナッシュ70%、シラー30%%。一部除梗し、マセラシ
オン・カルボニック法で醸造。

●ジゴンダス
16ヘクタール。うち12ヘクタールは植樹1925年という超ヴィエイユ・ヴィーニュ。平均樹齢は約60年。砂質、砂岩質基盤に、大小の石がごろごろ転がる粘土石灰質の古代沖積土壌。ヘクタールあたり35ヘクトリットルの低収穫量。グルナッシュ80%、ムールヴェードル
20%。

100%除梗し、低温マセラシオンを行う。大樽で18ヶ月熟成。2005年度ジュリ・コンソマター・コンクール金賞受賞、「ギド・アシェット2005」1つ星 ミシュラン三つ星レストラン「ギー・サヴォワ」にオンリスト。

 


〔Domaine Valentin Zusslin (ヴァランタン・チュスラン)〕



1691年、アルザス南部のオルシュウィールに創業。1970年代に自社ビン詰めをはじめました。現在12ヘクタールを所有し、3代目となるジャン・ポール・チュスラン25歳を中心に、土地とワインに35年もの間、情熱を燃やし続けている父ジャン・マリー、“土地は我々
のものではない、子孫から借りているものなのだ”と先祖代々の歴史を次の世に伝える役を担っている祖父ヴァランタンの3世代でワイン造りに取り組んでいます。

ジャン・ポール・チュスランは、アルザスでトップクラスのドメーヌ・ツィント・ユンブレヒトで醸造の修行をしていた際にビオディナミに出会いました。その後、自分のドメーヌでもビオディナミを取り入れ、1997年には完全にビオディナミになりました。また、2003年からは一部の畑で馬を使った耕作を行っています。

醸造においては、とにかくナチュラルにワインを造ることをポリシーとしています。天然酵母の使用はもちろん、補糖や補酸も一切行っていません。

醸造設備も、非常に清潔でシンプルなものです。生まれるワインは、透き通るようにピュアで、滋味豊かで深みのある味わいです。長い余韻も心に残るものです。

彼らのワインは生産量の65%が美食の都、地元アルザスを中心としたフランス全土のレストランで販売されています。ランズブールやオーベルジュ・ド・リィルなどといったミシュラン3つ星レストランにもオンリストされています。また、「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」、「ゴー・ミヨー」などの雑誌やガイドで高く評価されています。


〔チュスランが唱えるビオディナミ農法の仕組み〕
ブドウ栽培者の仕事は畑にあります。畑とは植物の成長力を促進し、植物自らの力で寄生虫や害虫から身を守るように導いてやることなのです。つまり、寄生虫や菌を除去するのではなく、植物の自然の抵抗力を高めるのです。

さまざまな土壌の手入れにおいての作業、ハーブティー(イラクサ、スズナ、カミツレ、ヤナギ、タンポポなど)や微量の鉱物(硫黄、銅、滑石など)を基本とした土壌の処理がこうした力を高めてくれます。

このような作業は、植物の自然な生命のサイクル、 太陽、月、宇宙のサイクルと調和させながら行います。こうした作業により、畑と自然環境との 調和が整い、健全で高品質のブドウができます。

表現力の豊かな香りを備えたバランスのよいワイン造りには、まさに欠かすことのできない条件なのです。


〔チュスランがビオディナミを導入した理由〕
我々の土地を愛する気持ち、そして土地を守る義務からです。土地を大切にするということは、植物、ミネラル、動物などの自然製品を用い、殺虫剤や除草剤を使わないことです。高級ワイン造りにはバランスのとれた健全な土壌をもとに、ブドウに与える僅かな影響も見逃さない努力によりはじめて可能となるのです。


〔ビオディナミの監督は誰が行うのか〕
公式認定機関であるフランスのECOCERTの検査を受けています。また、ビオディナミに関与するさらに厳しいドメーヌ・ヴァランタン・チュスラン独自の業務規定書に沿って作業を行っています。他にはビオディナミの認証団体であるフランスのDEMETER、ビオディナミの国際的な実戦組合であるBIODYVINにも加盟しています。


○クレマン・ダルザス・ブリュットN.V.
シャンパン方式でつくるクレマン。リースリング50%、オークセロワ50%。樹齢40年のヴィエイユ・ヴィーニュから。クレマン・ダルザスの法律上の最低熟成期間は9ヶ月間ですが、このクレマンは18ヶ月間以上熟成させてからリリースします。

○ピノ・オークセロワ2004
2.5ha。樹齢20年。看板商品の辛口白。ラベルは春を表現しています。フレッシュで春をイメージさせるようなワインであることと、ビン詰めを春に行うためです。

○ゲヴェルツトラミネール・ヴァンダンジュ・タルディヴ2000
2ha。樹齢35年のヴィエイユ・ヴィーニュ。遅摘みによる甘口。

●ピノ・ノワール・ルージュ・ダルザス2004 
ボランベルグの南東向き1haの畑から。粘土石灰質。樹齢35年のヴィエイユ・ヴィーニュの区画から。4分の3をバリックの新樽で9ヶ月間熟成した本格派のピノ・ノワールです。


ご覧の通り、かなり良いワインを生産者とともにお楽しみいただけます。ぜひとも沢山の皆様、ぜひご参加ください。


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