1848年、日本だと嘉永元年(江戸時代後期)かぁ~ [ブランデー]
10月19日の土曜日は貴重な体験をした。
『コニャックのロマネ・コンティ』 『コニャック界のロールスロイス』と言われ、14代に渡って受け継がれている最高級のコニャック、ラフォンテーヌ・ドゥ・ラ・プイヤードのテイスティング会に輸入元のリードオフジャパン様からお招きをいただき行ってきました。
会場はアルフレッドダンヒル銀座本店ラウンジ。
そしてラフォンテーヌ・ドゥ・ラ・プイヤード社のセールス・マネージャーのオットー氏をお迎えしての会となりました。
思ったよりも非常に少ない人数での会にまず驚きました。
まず最初にサーヴィスされたのはブイエ・デュボスケ一族がその一族のために飲まれていたというラフォンテーヌ・ルイ・デュボスケ・シャンパーニュ・グラン・クリュ1999を。現オーナーのバーナード・ブイエ・デュボスケ氏の代になり初めて外部に販売したそうです。
非常にしっかりしたシャンパンで、白ワインのニュアンスも高く、当日はフルートグラスのサーヴィスでしたが、シャルドネグラスのような形状のグラスでも試してみたかったです。コルクは昔ながらの針金ではなくしっかりとした紐で止められていてなかなか雰囲気のあるシャンパンでした。
そして口もアルコールになれたところでいよいよブランデーへ。
最初から『コニャックのロマネ・コンティ』と言われるラフォンテーヌ・ドゥ・ラ・プイヤード・グラン・シャンパーニュ・コニャック を。このコニャック、インポーター希望価格15万円だそうです。
抜栓直後は粘着性のあり、まだちょっとピリピリした感じがあり、香りはかなりしっかりしたものでした。1800年代の原酒までブレンドされているらしく、かなり色合いも濃いなぁと感じました。
次に出されてブランデーはドゥ・マーボー・バ・アマニャック・プルミエクリュ、こちらは30年以上寝かせた原酒のブレンドでコニャックのように非常に古い原酒はブレンドしない方が良いと説明を受けました。こちらもとても美味しかった。
そしてカルバドス。リンゴを原料に作るブランデーのル・ヴィギャン・カルバドス・プルミエクリュ、こちらも非常にアルコールも練れていて美味しかった。このアルマニャックとカルバドスはインポーター希望価格8万円とのこと。
なんてゴージャスなテイスティング会なのだろう・・・・・。
昼間のお酒は酔うからあまり好きではないのだが、ましてはコニャックと聞き、ちょっと行きたくないなぁと思っていましたが、本当に参加させていただき良い経験と素晴らしい時間を過ごすことができました。
ゆっくりと飲みながらまたラフォンテーヌ・ドゥ・ラ・プイヤードに戻ってみると柔らかさと落ち着きがでてきていてそれはそれは素晴らしいコニャックとなっていました。
そして、オットー氏が今日は土曜日のお休みの中、せっかく皆様にお越しいただいたので当主のバーナード・ブイエ・デュボスケのプライベート・コレクションをこれから皆様と楽しみたいと素晴らしいサプライズを!
なんとそのコニャックは1848年のシングル・ヴィンテージのコニャックでした。
グラスに注がれたその液体は驚くほどの美味しさで、メインのラフォンテーヌ・ドゥ・ラ・プイヤードがかすんで見えるほどの美味しさでした。
聞けば、クリスティーズのオークションで5万ユーロで落札されたとか。えっ、800万円!
もちろん私が今まで飲んだ中ではダントツに美味しいコニャックでした。
本当に素晴らしい経験をさせていただきリードオフジャパン様には心より感謝いたします。
この素晴らしいブランデーが興味ある方、ぜひご連絡くださいね。
ちょっとここで、和泉屋もここまでのコニャックはありませんが、こちらもフランスの宝と言われているA.E.ドール社の古酒の在庫があります。
《 Vieille Reserve No.9 》
ヴィンテージ並びに品質両面で稀少・別格であり、DENI-EUL氏自らの厳選によるこのリザーブのストックは、僅か数個の大瓶に限定されております。と申しますのは、ガラス製大瓶に移しかえられる前に、50年間以上もの間オーク樽内で熟成されたからです。従って、40%のアルコール分は長期熟成と自然蒸発とに由来するものです。
このきわめて古い(1914年産)Vieille Reserve No.9は、前世紀の『 Prestigious Vintages 』シリーズと並び、ドール社の『天国』の一部を成しており、ドール社が誇りを持ってお薦めする最高のコニャックの一つです。
ちなみに海外のサイトで1125ユーロ(約18万円)で販売されています。
販売は こちら! 販売価格:135,801円(税込 142,591円)
コメント 0