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スペインワインセミナー2008 [スペイン]


2008/6/9

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スペイン大使館経済商務部主催の『スペインワインセミナー2008』に参加しました。講師はワイン専門誌ヴィノテークのシニアエディターの蛯沢登茂子さん。蛯沢さんは日本で最もスペインワイン事情に詳しいお一人、先日も一緒にラウル・ペレスのワインたちを楽しみました。

〔日本市場におけるスペインワインのイメージの変化〕
日本ではスペインワインのイメージがどんどん変わってきています。そのいくつかをご紹介。

●伝統的スペイン料理、伝統的レストラン →→→ オシャレなピンチョスなどのタパス料理、美味な生ハム。エル・ブジなどに代表されるミシュラン星付きのモダン・レストラン。

●泥臭くて素朴なワイン →→→ 高品質、高級ワイン。スペインワインはこの20年で大きく様変わりしました。ヨーロッパやアメリカでは『高品質でコストパフォーマンスの高いワイン』として人気があります。

 

〔スペインのさまざまな風土とその可能性〕
スペインの葡萄栽培面積は世界第1位(120万ha)、その1割が生食用で残り9割がワイン用。他にまだまだ栽培の可能性のある地域が存在します。現在、生産量は世界第2位、輸出量は世界第3位。

●中央にすわるメセタ大地(国土の60% 平均標高650m)の他に険しい山脈が国土を縦横に走り、複雑な気候を持つ。

●緑広がる北部、カスティーリャ地方の大地、豊穣な南部、光に溢れるレバンテ地方など、さまざまな風土を持ちます

●地中海性気候、大陸性気候、大西洋気候があり、山が多く、起伏が激しい。全体的に太陽の恵みが受けやすい地形。

〔量から質への改革〕
スペインならではの伝統的なスタイルを保つことがいかに大事であるか、それを念頭におきながら新しい栽培技術、新しい醸造技術を導入。

●醸造設備の近代化

●高級新樽の導入

●選び抜かれた葡萄

●灌漑

なんて講習を受けてきました。

 

はい、私も多くの皆様にスペインワインを飲んでいただきたい人間のひとりです。スペインに行けば行くほどスペインの魅力に魅了されます。スペインワインの美味しさ、皆様もぜひ実感してください。


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