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2010年5/18-6/6 スペイン&ポルトガル旅行(5/23) [出来事]


2010/05/23

00000001.jpg昨晩のラウル・ペレス&その仲間たちとの大宴会は凄かったー。朝、街の騒がしさで起床。何かお祭りでもあるのかな、なんて思いながらシャワーを浴び、朝食を。朝食終了後、移動準備をし、アデガス・ギマロのペドロ・マヌエル・ロドリゲスが迎えに来てくれるのをホテルの外で待っていたのですが、このお祭り騒ぎの理由がわかりました。地元のサッカークラブがリーガ・エスパリョーラの2部A-B 入れ替え戦の応援準備のために盛り上がっていたのです。地元開催と言うことでもう朝からお祭り騒ぎなのです。

10分ぐらい外にいるとBMWに乗ったペドロが到着。D.O.リベイラ・サクラに向け、出発です。途中、ペドロの彼女とも合流。2時間ちょっとのドライブでD.O.リベイラ・サクラに到着しました。


00000001.jpg高台に上り、D.O.リベイラ・サクラおよび周辺の景色を見ました。天気も良く最高の眺めです。久しぶりにここリベイラ・サクラに来ましたが本当に良くこんな急斜面に畑をつくるよなぁと感心してしまいます。

ペドロが今、新たなる畑を作っているとロドリゴから聞いたので質問してみると、じゃ、見に行こうと新たなる造成中の畑に向かい移動いました。
移動する道もとても狭く、無舗装の道のため、こんな急な斜面を落ちたら終わりだな、なんて思いながらペドロの車に乗っていました。

00000001.jpg新たに造成している畑の最高斜度は70度といいますから驚きですよね。高所恐怖症の私には崖のようにしか見えません。

ここに葡萄を植え、葡萄栽培や収穫などの作業をするのだから本当に大変ですよね。おっこったりする人も絶対にするでしょうね。

でもこういうところだから良い葡萄ができるのでしょうね。樹齢の高いメンシアはたくさんありました。

なんだかんだ言ってもペドロのまた凄いことをやってるなーと感心してしまいました。ペドロが一番子供っぽく見えるからより感じてしまいます。
そしてその後、いろいろな畑を見せてもらい、ボデガに向け出発です。


ボデガ到着後バレルサンプルをテイスティング。 うん、グッドだぜっ! 来年も楽しみだー。

DSC00651.JPGペドロがお昼は母親とお婆ちゃまの手作り料理を食べようと、ご両親の住む家に招待してくれました。写真の手作りのチョリソーや鶏肉のお料理など本当に美味しかった。

ペドロも治彦と飲みたかったとジャック・セロスのコントラステなんかを出してくれ、大歓迎してくれました。本当に嬉しかったぁ。

アデガス・ギマロの現行の全ワインを飲みましたがペドロのワインも本当に美味しいです。ラウルとのコンビも長く、スペインで初めてラウル・ペレスとあったときもペドロが一緒だったよなぁ。

00000001.jpg2007年のエル・ペカドは、DOリベラ・サクラで収穫されたメンシア100%のワイン。その霊妙なアロマは、ラ・ターシュの偉大なヴィンテージをしのばせる(読者の皆さんは、きっと私が誇張していると思われるだろうが)。ワインは、層状で、つやがあり、エレガント、たっぷりのスパイスが口の中で溶けるかのようである。 ラウル・ペレスの並はずれたワインは試飲してみるまでは信じられないに違いない。言葉ではどうしても正当に評価することはできないのである。問題は、生産量が微少量であることだ。

と、素晴らしい評価を受けるエル・ペカドはここアデガス・ギマロでラウル・ペレスとペドロ・マヌエル・ロドリゲスがつくるワインです。上のコメントはロバート・パーカー氏主宰のウェブサイトのコメントです。

『その霊妙なアロマは、ラ・ターシュの偉大なヴィンテージをしのばせる』なんて書かれちゃっているのです。このエル・ペカドは7樽(1,800本)つくり、900本にエル・ペカドのラベルが貼られ、もう900本にはギマロ・バリック B1P のラベルが貼られます。どちらにせよ、1,800本という微少量の生産本数。スペイン国内でも入手困難なワインとして知られます。

写真はその二つのワインをもつペドロ・マヌエル・ロドリゲスです。


お母様、お婆ちゃまの美味しいお料理とペドロの美味しいワインをしっかりごちそうになり感謝、感謝です。
名残惜しいのですがこれからキンタ・ダ・ムラデッラのホセ・ルイス・マテオが待つ、D.O.モンテレイに向かい出発です。リベイラ・サクラとモンテレイの中間点までペドロに送ってもらい、ホセ・ルイスと合流、モンテレイに向かって出発です。

00000001.jpgキンタ・ダ・ムラデッラはD.O.モンテレイ最高の生産者でしょう。エル・ブジ、カン・ロカといった3つ星レストランにもモンテレイでただ一つオンリストされているボデガ。ホセ・マテオがラウル・ペレスとともにつくるア・トラベはロバート・パーカー氏主宰のウェブサイトで『正真正銘の魔法の飲み物』、『宝くじを当てたかのような幸運』などとコメントされる超レアワインなのです。

写真のように非常に小さなボデガですがそのワインたちはスペインでも入手困難なことで知られています。非常にエレガントなワインをつくる生産者で私は大好きです。ラウルの仲間の中では落ち着きのある人物です。ただワインにかける情熱は非常に強く、さらなる素晴らしいワインをつくるため、日夜がんばっています。

 

00000001.jpg次リリースのヴィンテージのボトルサンプルやタンク、樽からの試飲をしました。キンタ・ダ・ムラデッラは私は特にドンピシャッなワインでもっと割当数を増やしてもらいたいといつも思っております。今回、いろいろな樽をテイスティングしたのですが、メンシアの二樽が非常に気に入りました。いや~、美味しかったですよー。

ダメもとでマテオにこの二樽を購入したいと言ったところ、二樽は難しいけど、一樽ならOKだよと私の願いを叶えてくれました。この樽は本当に美味しいのです。早速マテオが樽にARAIと名を書いてくれました。
めちゃめちゃ、リリースが楽しみです。

資金が許すならもっともっと買いたいボデガの一つです。。。

 

00000001.jpg夜はマテオとラウル・ペレスと食事するため、ポンフェラーダの街へ。
リーガ・エスパリョーラの2部A-B 入れ替え戦で地元チームが見事勝利し、2部Aに昇格したため、街はもう大騒ぎでした。至る所で爆竹が鳴り、みんな大声で昇格の喜びをあらわしていました。

街の中心地でラウル・ペレスと合流、この騒ぎでレストランは予約が取れなく、ラウルの行きつけのバルで食事し、美味しいワインを飲みました。ラウルのワインやマテオのワインまでポンポンと抜栓楽しみました。中には『正真正銘の魔法の飲み物』とコメントされたア・トラベなどもあり、最高の贅沢をしてしまいました。写真はバルの名物オーナーとラウル・ペレスです。

いつまでもいつまでもこの宴会はつづきました・・・・・。

 

 


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