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2010年5/18-6/6 スペイン&ポルトガル旅行(5/25) [出来事]


2010/05/25

00000001.jpg昨晩というか今朝というか27時過ぎにホテルに到着、もちろん何もせずにバタンキューと寝ちゃいました。朝食も食べる元気なく11時のラウル・ペレスの到着をホテルロビーで待ちます。おぉ~、そんなに遅れることなくラウル・ペレスが到着。またまたちょっとびっくりでした。今日、最初のボデガはボデガス・エステファニアです。ボデガス・エステファニアはフリアス家がオーナー。DOトロに畑を持ち、ブルゴスで乳業会社を始め、その孫の世代がビエルソで生乳会社をスタートさせました。しかし乳業減反政策に遭って、葡萄栽培業に戻り、この時(1999年)からラウル・ペレスに醸造責任者を依頼し現在に至っています。
到着後すぐにテイスティングルームで現行&次のヴィンテージのテイスティング。
メインブランドはティレヌス、現在日本のインポーターがすでについています。


00000001.jpg今回、私は日本にまだ輸出をしていないカスティーリョ・デ・ウルベル・エコロヒコが欲しく、ラウル・ペレスに紹介してもらいました。このワインがボデガス・エステファニアの中で一番ラウル・ペレスのウルトレイアにニュアンスが似ていると私は思っています。どうしてもウルトレイア・サン・ジャックは数も少なく、すぐに欠品になってしまうため、ウルトレイア・サン・ジャックに変わるものが欲しかったのがその理由です。1度サンプルを飲んでいましたのでもう一度味の確認。はい、グッドです。
ウルトレイア・サン・ジャックとその味わいでは良い勝負をすることでしょう。テイスティングではティレヌス・ホベンから始まり、最高級のピエロスまで試飲させてもらいました。さすが醸造責任者がラウル・ペレスと言うこともありワインも素晴らしいものが本当に多いです。テイスティング終了後、カーヴや樽熟庫などを見学。ここでラウルの下で働く醸造家カルロス・ガルシアしも紹介いただき樽の前でラウルと一緒に記念撮影。ここボデガス・エステファニアにはラウル・ペレスのワインもたくさん置いてあり、欲しい~と叫びたくなりました。


00000001.jpgラウル・ペレスのゲレンデバーゲンに乗り込み畑へ。一緒にウルトレイアの畑なども見て回りました。途中、サクランボの木があり、食べたのですがとても美味しかったです。でも本当に凄いとこに畑があるのです。畑の管理や葡萄樹の栽培、葡萄の収穫などすごく大変だろうなぁ・・・。最後に買い付ける予定のワイン、カスティーリョ・デ・ウルベル・エコロヒコ用の葡萄が収穫される畑を見学。この畑はアメリカーナの台木にテンプラニーリョが接ぎ木され、そのテンプラニーリョにメンシアが接ぎ木されているのです。まぁ、たまにこういう樹は見ますけどね。
カスティーリョ・デ・ウルベル・エコロヒコの到着、とても楽しみです。ラウル・ペレスの美味しいワインがお手頃価格で売れたら本当に嬉しいですよね。
この秋の到着予定ですがもう今からわくわくです。


00000001.jpg畑を離れ、ラウル・ペレスの新しいボデガへ。なんか出物の石造りの建物があったみたいでボデガを移転したそうです。ラウルまだ若いのにすごいなぁ。
ここではラウル・ペレスのメインブランドの『ウルトレイア・シリーズ』が主につくられます。
これから先、どんな名品がこのカーヴから生まれることでしょう。考えただけでもわくわくしちゃいますよね。ここでは樽熟中のウルトレイア・デ・バルトゥイエとかマルシアル・ドラドとのコラボレーションワインとかいろいろなワインをテイスティングさせてもらいました。

ラウル・ペレスはまだまだ進化するのでしょうね、こんな偉大なる醸造家のワインを輸入でき本当に嬉しく思っております。絶対に大切に販売していきたい生産者の筆頭です。
これからリリースされるワインがどんな味わいになるか楽しみでしょうがありません。


そしてラウル・ペレスとマドリッドへ向け出発!
マドリッドに到着すると "LATINTORERIA" という小さなワインショップへ。でもこの "LATINTORERIA" はラウル・ペレスのスペインでのディストリビューターとのこと、店内に入ると奥のスペースでワインセミナーをやっていました。このとき、マルシアル・ドラドの2001年がセミナーに使われていた1本でした。

"LATINTORERIA" のオーナー(まだ30代)と隣のバルでビールを。ジャック・セロスなどのレコルタンマニピュランやメオ・カミュゼなどのブルゴーニュのスペインでのディストリビューターでもあるそうな。オーナー曰く『店なんて管理さえちゃんとできていれば何でも良いんだ、問題はどんなワインを扱っているかが大切』と話していました。

00000001.jpgセミナーも終わったので店に戻り、セミナーで余ったワインをテイスティング。そこへビエルソのリカルド・パラシオスが登場、一緒に連れてきた女性はつい最近までD.R.C.の醸造家の一人、ベロニカさん、美人のフランス人でした。しばらくワインを飲んだあと、前にもつれてきてもらったマドリッドを代表するワインバー&レストランの "LAREDO" に。ここではラウル・ペレスと"LATINTORERIA" のオーナー、マドリッドでワインセミナーを行う京子さんも合流。また途中からラウルの幼なじみの日本にも来たことがあるエバも旦那様と合流、とても楽しい会となりました。途中騒ぎすぎて後ろのお客様に怒られたりもしちゃいました・笑。ここでもラウル・ペレスの美味しいワインをたくさん飲みましたよ。

"LATINTORERIA"のオーナーに『なぜ店内にラウル・ペレスのワインはないのか』ときくと、『どこに売るワインがあるんだ、ワインは全て右から左だよ。日本の割り当て分を分けてもらいたいよ』と言っていました。スペインではラウル・ペレスのワインは一般消費者はまず入手できないそうです。星付きレストランや "LAREDO" の様な限られた店のみのようです。日本は幸せですねぇ。

楽しい時間を過ごし、ホテルへ。途中バルでジントニックを1杯。比較的今日は楽な一日だったぁ。

 


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