スペイン・ツアー (2012/10/18~10/25) その6 [スペイン]
10月21日(日)、朝食終了後、D.O.Ca.プリオラートのフェレール・ボベを訪問。
フェレール・ボベは写真のようにプリオラートで最も豪華なボデガと言っても過言ではないでしょう。スペイン最大の製薬会社のオーナー、フェレール・セルジ氏とスペイン最高の醸造家と言われるラウル・ボベ氏がコンビを組むボデガです。
まずはラウル・ボベさんが来る前に畑の見学。ボベさんのフェレール・ボベでの右腕、醸造家のイサベルが案内してくれました。
リコレリャと呼ばれる粘板岩質土壌に植えられるカリニェナ。寒さで樹は大きくなりませんが樹齢百年を超える葡萄樹たちです。
そして初めて見るヴァン・ド・パイユ、まだ関係者以外は誰も飲んだことがないとイサベルが言っていました。
ボベさんがいろんなことをまた教えてくれました。ステンレスタンク発酵槽や木製発酵槽などの使い方など、やっぱり素晴らしいワインを造ことって本当に大変なんだなぁと思いました。
そしてテイスティング、フェレール・ボベ2009 & 2010、フェレール・ボベ・セレクシオ・エスペシャル2009 & 2010を飲みました。
いやー、どのワインも驚きのワインでした。さらに進歩、進化しましたねぇ。
特にこのときはフェレール・ボベ2010が私の一番のお気に入りでした。もちろん、このときだけの話ですけどね。
その後、ボベさんが食事をしながらワインを飲もうということになり、途中からは完全に飲み会状態になってしまいました。こんな美味しいワインが目の前にあったらしょうがないですよね。
しばらくするとボベさんがいなくなったと思ったらなんとヴァン・ド・パイユを持ってきてくれました。関係者以外このワインを飲むのは私たちが初めてと言いますからもうみんな大喜びでした。
このワインは複数ヴィンテージをブレンドし、それらシステムでつくるとボベさんが話してくれました。う~ん凄すぎです!
はい、ボベさんとイサベルと記念撮影。 パチリッ!
もうすぐ入荷する2009年ヴィンテージも大いに期待できるワインです。
本当に楽しい時間を過ごしました。
次はテロワール・アル・リミットを訪問です。
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