スペイン・ツアー (2012/10/18~10/25) その7 [スペイン]
10月21日午後、フェレール・ボベを離れ、テロワール・アル・リミットを訪問。
フェレール・ボベからここテロワール・アル・リミットに来るとあまりに違うボデガに笑ってしまいます。
明るいうちに畑を見に行こうとドミニク・フーバー。リクエストしていたテロワール・アル・リミット最高峰のワインが生まれるレス・トッセス畑に車を乗り換え行きました。畑まで行く道はまるでジェットコースターのコースのようだった。
こんなにも高いところまで登るのかと驚いたレス・トッセス畑、そこには百年近い樹齢のカリニェナが植えられているのです。
ここでドミニク・フーバーが持ってきてくれたレス・トッセスのファースト・ヴィンテージ、2007年をみんなで楽しみました。
やっぱり最高に旨いです、レス・トッセス2007は。
レス・トッセス畑に来て驚いたのですがこの小道を挟み上部と下部に畑が別れ、上部がレス・トッセス、下部がトロジャ・ ビ・ディ・ビラになります。
上部の畑 (レス・トッセス)
下部の畑 (トロジャ・ビ・ディ・ビラに使われる畑の1つ)
僕には同じレベルの葡萄樹にしか見えなかった。 こういう畑を見るとスタンダードのトロジャ・ビ・ディ・ビラがなぜこんなにも美味しいのかがよくわかります。
しばらく畑を見学し、再びボデガへ。
ゲストの皆さんはちょっと休憩のためホテルへ。私はワイン商のSさんと樽からワインのテイスティング。
年々進歩、進化していることが非常にわかりました。
ドミニクからこれからのワイン造りについてなどいろんな話を聞けとても有意義な時間となりました。
トロジャ・ビ・ディ・ビラ2010はドミニクが『自分の思い通りのワインが初めてできた』と熱く語っていました。2010年ヴィンテージは一皮むけたみたいです。今でもこんなのに美味しいワインなのに・・・。
途中からパートナーのブルンヒルデも合流。ブルンヒルデは南仏の優良生産者ドメーヌ・ゴビィで修行した醸造家。テロワール・アル・リミットがより自然な味わいを目指すのはブルンヒルデの影響があるのかもしれませんね。
充実した楽しい時間だった。
一度、ホテルに戻り、夜はドミニクの家での食事。
夜、ドミニクの家に行き、部屋に入ると美味しいワインが山のようにありました。
この日はドミニクが大絶賛する2010年ヴィンテージを。レス・トッセス、レス・マニェスの最上のワイン2つもあり、もう感動ものでした。
ドミニクとブルンヒルデが素敵なお料理をつくってくれました。
美味しい料理、美味しいワイン、最高のディナーでした。
その後も日が変わるまでドミニクたちと飲んじゃいました。
ドミニク、ブルンヒルデ、ありがとねー。
12月から販売を開始するワイナリー和泉屋創業90周年記念ワイン "随機2010" 、ガルナッチャ100%でつくるワインでテロワール・アル・リミットの最高のワイン、レス・マニェスが25%のブレンドされる逸品です。他のガルナッチャもドミニクが選びに選んでくれたそうです。まさにプチ・マニャスといった感じです! 美味しいぃ~~。
ドミニク、最高の贈り物だよぉー!!
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