偉大なるヴィンテージ、2005年 フレデリック・マニヤン [ブルゴーニュ]
先日6アイテムを飲み、感動したフレデリック・マニヤンの偉大なるヴィンテージ2005が8アイテム、ワイナリー和泉屋のワイン庫に到着した。
多くのブルゴーニュの生産者が口を揃えて大絶賛する2005年、フレデリック・マニヤンも素晴らしいワインたちをつくりました。
個人的にシャブリはピンとこなかったので購入しませんでしたが、購入したワインはどれも素晴らしいものだと私は思っています。
〔ブルゴーニュAC〕
◆ ブルゴーニュ・シャルドネ2005
◆ ブルゴーニュ・ピノ・ノワール2005
〔コート・ド・ニュイ〕
◆ モレ・サン・ドニ・ラレッツ2005
◆ モレ・サン・ドニ・エルボット2005
◆ フィクサン・クライ・デ・シェーヌ2005
◆ シャンボール・ミュジニーV.V. 2005
〔コート・ド・ボーヌ〕
◆ ピュリニー・モンラッシェ・クール・ド・ピエール2005
◆ ポマール・クール・デ・フェル2005
以上8アイテム。もちろんどのワインも素晴らしいと思い購入しましたが、特に私のお気に入りはシャンボール・ミュジニーV.V.とフィクサン。そして白のピュリニー・モンラッシェ・クール・ド・ピエールです。
優雅なワイン、シャンボール・ミュジニー [ブルゴーニュ]
ブルゴーニュで最も優雅なワインを生む地、シャンボール・ミュジニー。私はこの村のワインがAOCとしては一番好きです。筆頭はコント・ド・ヴォギュエのミュジニーですが、現在はあまりに高額になりすぎたためなかなか手が出ません。
2005年はブルゴーニュ地方にとってまたとないビッグヴィンテージとなりました。ほとんどの生産者が口を揃えて『偉大なるヴィンテージ』と呼んでいます。
シャンボール・ミュジニーもまた、素晴らしいワインが数多く生まれました。今まで購入したヴィラージュもののシャンボール・ミュジニーの4アイテムもどれも素晴らしいものでした。
入荷数の大変少なかったオーレリアン・ヴェルデは完売してしまいましたが、現在販売中のドメーヌ・ロベール・アルヌーやブシャール・ペール・エ・フィスのシャンボール・ミュジニー2005も非常にシャンボール・ミュジニーらしい優雅で内容のあるワインに仕上がっています。
優雅なワインではありますが、芯の強さ、骨格の良さなど、お飲みになっていただければすぐにおわかりになっていただける素晴らしいワインです。
近々に販売を予定している若き優秀なる醸造家のフレデリック・マニヤンのシャンボール・ミュジニーV.V.2005もテイスティングしましたが、テイスティングした誰もが大絶賛した素晴らしいワインでした。
2005年のシャンボール・ミュジニーにドキドキしている私なのです。
ドメーヌ・ロベール・アルヌー
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ブシャール・ペール・エ・フィス
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ヴォギュエ、幻のブルゴーニュ白 [ブルゴーニュ]
ブルゴーニュ・ファンの羨望の的であるドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエのグランクリュのミュジニー・ヴィエイユ・ヴィーニュ。ブルゴーニュを代表する赤ワインですが、この畑にはほんの少しのシャルドネ種が植えられていて、ミュジニー・ブランという幻と言われるワインがあります。
現在、植え替えをしていてデクラッセ(格落ち)して、ブルゴーニュ・ブランとしてリリースしています。
2005年はブルゴーニュにとって『偉大なるヴィンテージ』 と言われる年。私はこの記念すべき年にもしかしたらミュジニー・ブランとしてリリースされるのではと思っていました。
今年(2007年)の1月にドメーヌにお邪魔し、ミュジニー・ブランについて質問を醸造家のミレさんにしたのですが、その答えは『まだ、まったく考えていない』とのことでした。
ミュジニーは樹齢25年未満の樹の葡萄は全てデクラッセし、プルミエクリュにし、リリースしているのでこちらもシャルドネが25年を多くの気が満たした時にリリースされるのかなぁ、なんて感じました。
3日前にその偉大なる2005年のブルゴーニュ・ブランが入荷してきました。
その高さに、ちょっと、驚いてしまいました。おそらく一番高額なブルゴーニュ・ブランでしょう。たた、ミレさんが教えてくれたのですが、ヴォギュエはI.N.O.に申請する時はミュジニー・ブランで申請し、すでにOKをとっているとのこと。
このラベルの文字が変わった時には今よりももっともっと驚きの価格になることはやむを得ないことかもしれませんね。1年でも多く年をとったブルゴーニュ・ブランをキープできることでさえ、幸せなことかもしれませんね。
去年の大晦日に、この1996年を飲んだのですが、凄く美味しかったのですが、なんとシリアルナンバーがNo.1、あける前に気がつけよ、スタッフ!
シャンボール・ミュジニー オーレリアン・ヴェルデ [ブルゴーニュ]
オーレリアン・ヴェルデ (Alain Verdet)
●Chambolle Musigny2005
(シャンボール・ミュジニー)
●Bourgogne Hautes Cotes de Nuits Le Prieure2005
(ブルゴーニュ・オー・コート・ド・ニュイ・ル・プリューレ)
先日、アラン・ヴェルデ(父)とオーレリアン・ヴェルデ(息子)のワインを11アイテム、テイスティングしました。息子のオーレリアン・ヴェルデは2004年ヴィンテージを飲み大変気に入った生産者で、特にニュイ・サン・ジョルジョは大のお気に入りになりました。
偉大なるヴィンテージ、2005年。その2005年のオーレリアン・ヴェルデのワイン、7アイテムを飲んだのですが、2005年は2004年とはまたちょっとニュアンスが異なり、今回はシャンボール・ミュジニーとブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイが気に入りました。
このシャンボール・ミュジニーですが、とてもテロワールの特徴である軽やかさやエレガントさをしっかりと表現できているワインだと感じました。
2004年よりも美味しくなるのに時間がかかりそうですが、それは偉大なる年のワインの特徴でもあるのでじっと我慢をしてください。
そのかわり、ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイは抜栓時間を調整していただければかなり美味しいブルゴーニュを楽しめることはお約束いたします。
元オートバイ・レーサーという変わった経歴をもつ、醸造家のオーレリアン・ヴェルデ、ワイナートでは『今、日本でもっとも話題になっているブルゴーニュの生産者を、ここで取り上げないわけには
行かない』と紹介されています・・・。
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Good ! リュリー2004 シャンソン・ペール・エ・フィス [ブルゴーニュ]
リュリー2004 シャンソン・ペール・エ・フィス
RULLY2004 CHANSON PERE & FILS
1750年に創立されたシャンソン・ペール・エ・フィスですが、1999年の最上のシャンパン・メーカーであるボランジェ社に買収され、莫大な資金力でさらなるステージに駆け上ったワイン生産者。ボランジェ参加になり、本当に良くなりました。
ブシャールがアンリオ社で生まれ変わったように、まさにシャンソンもボランジェ社で生まれ変わりました。今回ご紹介するワインはコート・シャロネーズのリュリー。リュリーはだいたい半々、赤ワインと白ワインがつくられます。19の1級畑を抱える村で基本的に赤よりも白の方が良いとされています。
白ワインの特徴はフレッシュで生き生きしています。ボディは名前からくるイメージよりもしっかりしています。上手くつくられたリュリーはコート・ド・ボーヌの白と比べてもあまり遜色はありません。
ブルゴーニュの白ワインとしては非常にお買い得なワインといえます。
『価格と品質がみあった割安なワインを追求する消費者にとって、リュリーこそはブルゴーニュ・ブランのの最上の産地の一つだと思う』とは、かの有名なロバート・パーカー氏のコメント。
私もリュリーは要チェックのワインだと思っています。
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再入荷、待ち焦がれてたぞ~ シャンボール・ミュジニー [ブルゴーニュ]
〔Chambolle-Musigny〕
★★★-★★★★(最高評価)
コート・ド・ニュイの村。170haの葡萄畑をもつ。信じられないほ
どかぐわしく、様々な要素がうまく組み合わさった、けっして重く
ないワイン。
-ヒュー・ジョンソン ポケット・ワイン・ブック-より
シャンボール・ミュジニーにかぎっていえば、ブルゴーニュ村の
特徴を一口でいいあらわすのは難しいことではない。
シャンボール・ミュジニーは優雅なワインを生む、といえばいい。
その本領は、量感からくるのではなく、すぐれた味わいと高い品格
とが相まったところに生まれる。さしずめ柔術のごとき力をもつワ
インといえようか。
-マット・クレイマー ブルゴーニュワインがわかる-より
絹やレースのような優雅きわまるワインで、力のほのめかしすら無
いのに隠れた強さを多分に秘める。
-詩人 ガストン・ループネル-
1990年代に入り、シャンボール・ミュジニーのワインはかなり濃く
なってしまったように私は感じていました。
そう、シャンボール・ミュジニーらしさが無いような・・・。
ブシャール・ペール・エ・フィスの2005年ヴィンテージのテイステ
ィング会で沢山の特級畑、1級畑のワインたちに囲まれていた、
メゾンもののシャンボール・ミュジニー。
以前はドメーヌものとネゴシアンものに分けられていましたが、
どちらも収穫量が少ないため、ブレンドしてつくったというシャン
ボール・ミュジニーを飲んだのですが、すごくシャンボール・ミュ
ジニーらしさをこのワインに感じ、すっかりファンになってしまい
ました。
私の思い入れが強かったこともあると思いますが、和泉屋の割り当
て分のシャンボール・ミュジニー2005はあっという間に売り切れて
しまいました。
インポーターに問い合わせをしましたが全くないとの返事。
大好きなワインだけにとても残念だったのですが、今回、そのシャ
ンボール・ミュジニー2005が再入荷しました。
このワイン、久しぶりにシャンボール・ミュジニーの良さを感じ
させてくれ、本当に嬉しくなっちゃいました。
皆様もぜひこの『らしさ』をお楽しみください。
シャンボール・ミュジニー2005 ブシャール・ペール・エ・フィス
〔フランス ブルゴーニュ/赤ワイン〕
販売価格:5,800円(税込6,090円)
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思い出します、あの感動! 偉大なるナルバントン2002 [ブルゴーニュ]
あまりの感動に我が儘を言って、パックヴィンテージを買い付けてもらいました。ドメーヌに日本人スタッフの西山氏がいてくれたおかげだと思っております。感謝!
今年の1月に行ったブルゴーニュ、ボーヌに君臨するブシャール・ペール・エ・フィスにお邪魔させていただき、もう驚くしかないオールド・ヴィンテージのコレクションや素晴らしい醸造所を見学させていただきました。
(広報の女性が掲げているワインは1846年のムルソー)
過去何度かお会いしている輸出部長のペパンさんと以下のワインをテイスティング。
●モンテリー2005
●ボーヌ・デュ・シャトー・ルージュ1erCru 2005
●ボーヌ・グレーヴ・ヴィーニュ・ド・ランファン・ジェズュ2005
●ヴォルネー・カイユレ・アンシェンヌ・キュヴェ・カルノ2005
●ル・コルトン2005
●ジュヴレ・シャンベルタン2005
●ニュイ・サン・ジョルジュ・クロ・サン・マルク2005
●シャンベルタン・クロ・ド・ベズ2005
●サントネー2003
●サヴィニー・レ・ボーヌ2003
●アロース・コルトン2003
●サヴィニー・レ・ボーヌ・レ・ナルバントン2002
○プイィ・フュッセ2005
○モンタニー 1erCru ブラン2005
○ボーヌ・デュ・シャトー・ブラン1erCru 2005
○ムルソー・レ・クル2005
○ムルソー・ジュヌブリエール2005
○コルトン・シャルルマーニュ2005
○ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・テレ・ブランシェ2004
まだまだ、このタイミングでは2005年の実力は発揮されていませんがそれでも偉大なるヴィンテージの予感はしっかりとありました。
帰国後すぐに書いたブログを見ていただけるとわかるのですが、この素晴らしいメンツの中で私が一番美味しいと思ったのはサヴィニー・レ・ボーヌ・1erCru レ・ナルバントン2002でした。シャンベルタン・クロ・ド・ベズ2005やル・コルトン2005といった特級畑もあったのに。
でも、実はこれは私ひとりではなく、一緒にブシャールを訪ねた大手ワインショップのバイヤーの皆様や同行したインポーターの多くの意見でしたので、私の貧乏性のせいではありませんことをちょっと付け加え・笑。
帰国後、インポーターとブシャールの西山氏にお願いし、在庫があるのならぜひ分けて欲しいとお願いしたところ、少しだけ在庫が残っていると言うことで、この素晴らしいワインを分けてもらうことができました。
待ちに待った、そのサヴィニー・レ・ボーヌ・1erCru レ・ナルバントン2002が入荷しました。
絶対に買いのワインでしょう。。。。
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レ・クロ05 最高評価! 思った通り! [ブルゴーニュ]
2008年版より "Le Classement" から "Les Meilleurs Vins de France" に名前が変わった La Revue du Vin de France" が出すワインガイドブック。
非常に評価の厳しいことで知られるフランス人によるフランスワインの評価本です。
"Les Meilleurs Vins de France2008"がこの度、発売されたのですが、ドメーヌ・ウィリアム・フェーブルの特級畑、ク・クロ2005が19.5ポイントでシャブリのみならず、ブルゴーニュ白ワインの中で最高の評価をされました。
シャブリ地区で19ポイント以上のワインはこのウィリアム・フェーブルのレ・クロとヴォーデジールの二つのみでした。あのラヴノーのヴァルミュールでさえ18.5ポイント、この数年、ウィリアム・フェーブルはまさにシャブリの最高の生産者になりましたね。
ドメーヌとしても今年も☆☆☆の最高評価を連続して受けています。
2002年、2004年と素晴らしいシャブリをつくってきた醸造責任者のディディエ・セギエ氏は2005年は自分にとって最高年だったとコメントしていました。
1月にドメーヌで飲んだ時、ただ者ではないなと思った2005年のウィリアム・フェーブルのシャブリたち。ドメーヌもののシンプル・シャブリを飲んだだけでもその素晴らしさを感じました。
凄くなるよとみんなに伝えた2005年のレ・クロ。
まさにその言葉通りとなりました。
この素晴らしいワインに カンパーイ!
只今、販売中!
○シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ2005 ドメーヌ・ウィリアム・フェーブル
○シャブリ・グラン・クリュ・レ・クロ2005 ドメーヌ・ウィリアム・フェーブル ハーフボトル
○シャブリ・グラン・クリュ・ヴォデジール2005 ドメーヌ・ウィリアム・フェーブル
どうです、有名な畑ばかりでしょ! [ブルゴーニュ]
ヴォーヌ・ロマネ(Vosne Romanee)村
★La Romanee Conti
★La Tache
★Les Richebourgs
★Romanee Saint-Vivant
★La Romanee
★La Grande Rue
☆Cros Parantoux
☆Aux Reignots
☆Les Petits Monts
☆Les Suchots
☆Hux Brulees
(★特級畑 ☆1級畑)
という、綺羅星の畑のすぐそばにあるヴィラージュ規格の畑、
Aux Champs Perdix。
La Romanee Contiからダッシュすれば30秒ぐらいで着いて
しまう距離。僕なら、20秒。
で、このAux Champs Perdixの素晴らしいワインと言えば、
ブルゴーニュのスーパースターのひとり、"クリストフ・ペロ・ミノ" の
ワインが群を抜いて輝いていますよね。
Aux Champs Perdixの樹齢の高い葡萄樹のみから収穫
されたピノ・ノワールからつくる逸品。
そんじょそこいらの1級畑や特級畑にも負けないポテンシャル
を持っているワイン。
そしてこのワインは多くの生産者が偉大なる年と言っている
2005年産。
アメリカなどでは恐ろしい価格がこのペロ・ミノの2005年に
付いているのです。ホント!!
12本入荷しました。
2001はワンステップ、アップしたヴィンテージだ! クリストフ・ペロ・ミノ [ブルゴーニュ]
ワイナリー和泉屋のお宝ワイン放出!
1994年ヴィンテージからこのドメーヌを追いかけていますが、2001年ヴィンテージはその美味しい味わいにフィネス、エレガントさがプラスされました。
そのことをご本人に直接聞いたところ『今おっしゃったことはまさにその通りで、2000年まではどこまでエキスを抽出できるかということを考えワイン造りをしていた。2001年からはエキスの抽出を過剰にすることなく、フィネス、エレガントさとのバランスを慎重に考えた造りをするようになった』と話しをしてくれました。
『クリストフ・ペロ・ミノは2001年を境にワンステージ、アップしたんだ』と笑っていました。
今回、とても美味しくなり、これから数年、どんどん美味しくなるであろう特級畑と1級畑の逸品をご紹介いたします。
〔マゾワイエール・シャンベルタン V.V.2001〕
マゾワイエール・シャンベルタンはシャルム・シャンベルタンと名乗ることができるため、多くの生産者はより有名なシャルム・シャンベルタンの名前でリリースしますが、クリストフはまったく畑の内容が違うと言うことでシャルム・シャンベルタンとマゾワイエール・シャンベルタンを別々につくり、リリースします。クリストフ・ペロ・ミノの代表作であり人気ワインの一つです。
〔シャンボ-ル・ミュジニー・1erCru レ・フュエ2001〕
24ある1級畑の中で常に評価の高い7つの畑の内の一つ、レ・フュエ。特級畑のボンヌマールのすぐ南側に展開する畑でシャンボール・ミュジニー村の中ではしっかりしたボディを持つタイプ。熟成も長期に耐えられるボディを持ちます。赤い果実の詰まったとても美味しいワインです。
これからまさに『旬』を迎えるワインたちです。もう、クリストフのワインはこういう値段では楽しめなくなってしまうでしょうね。