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マイナー葡萄品種の実力 [知識・勉強]


【マイナーな葡萄品種】

時代の流れ、技術の進歩により、今までマイナー品種と言われてた
葡萄が注目され始めました。

シャンパーニュ地方だと
ここのところピノ・ムニエがちょっと注目されてきましたよね。
ジェローム・プレヴォーや ジョゼ・ミシェル なんか本当に美味しい
ですものね。


リベラ・デル・ドゥエロのアルビーリョ種。
この葡萄はリベラ・デル・ドゥエロの赤ワインが非常に濃いため
それを少し軽くするために5パーセントまでブレンドを許された
白葡萄。現在、どんどんつくられなくなってしまった葡萄ですが、
ティエラ・デル・ギハラルがもっている樹齢の高いアルビーリョ
からつくるバルデ・ボニータはちょっとムルソーっぽい非常に
しっかりしたボディをもつ白ワイン。

 


イタリア、トスカーナ。
キャンティの補助品種であったコロリーノ種、近年、その独特の
香りやボディの構成力がしっかりしていると言うことでその評価は
鰻登り。

ルフィーノのつくるコロリーノにメルロをブレンドしてつくられる
『ロミトーリオ』はコロリーノの逸品と言われ、ヴィニタリの最高
評価に良く顔を出す存在。

 


などなど、葡萄栽培技術の進歩と共に今までの葡萄勢力図はこれ
から先、どんどん変わっていくかもしれませんね。


マイナー地域も非常に素晴らしいワインをつくる生産者もでてきて
いる昨今、いろいろワインを取り巻く環境がきっと変わることでし
ょうね。


《アルビーリョ種の逸品》
バルデボニータ・ブランコ2005 ティエラ・デル・ギハラル


《コロリーノの逸品》
ロミトーリオ・ディ・サンテダーメ2001 ルフィーノ


 


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誰、このお方は? [知識・勉強]

こんにちは、新井です。

このおじいさんって誰だかしっていますか? とても有名な方なんです。

事務所のそばの通りは桜がもう満開です。

 


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これ、なんだかわかりますか? [知識・勉強]

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この写真のぶつ、なんだかわかりますか? 10円玉よりも太いコルク。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは

シャンパンの栓です。これがこうなります。

 

 

 

【こちらもよろしく】
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カクテルの名品、"キール" [知識・勉強]

私はワインを今日のように飲む前はリキュールに嵌っていた時代があり
コアントローやグラン・マルニエなどのメジャーなものからかなりレア
なものまで結構飲みました。

21歳頃から酒類業界の方たちにホテルのバーなどに連れて行かれ、
かなり恥をかきながらもとても勉強になった20代がとても懐かしい
です。写真は初めて行ったホテルのバー、センチュリー・ハイヤット
のEau de Vie。

 


私はリキュールの中で、特にクレーム・ド・カシスが好きでいろいろな
メーカーのものを飲みました。今でもワインを飲み終えたあとなどちょ
っとソーダで割ってカシスを飲んでいます。
(※黒スグリを漬け込んでつくるリキュール)


そのクレーム・ド・カシスを使ってつくるカクテルの名品がよく食前酒
でも飲まれる 《 キール(Kir) 》  です。


キールは白ワインとクレーム・ド・カシスを混ぜてつくる簡単なカクテ
ルですがこれがまた美味しいのです。


"キール"はブルゴーニュ地方の中心地、ディジョンの市長であったキャ
ノン・フェリックス・キール市長が考案されたと言われています。


ブルゴーニュ地方には白ワインのブドウ品種としてシャルドネとアリゴ
テという白ブドウがあります。

この"キール"がつくられたのは1945年頃といわれています。
実はアリゴテ種というブドウ品種は非常に酸の強い葡萄で、つくりが悪
いとすっぱいワインになってしまうのです。

ディジョンはブルゴーニュワインとともにクレーム・ド・カシスの生産
でも有名なところで、キャノン・フェリックス・キール市長がこのアリ
ゴテでつくった白ワインをお気に召さず、同じ特産のクレーム・ド・カ
シスで割ったところ非常に美味しかったことからこの市長の名前を冠し
たカクテルの逸品、《 キール(Kir) 》が生まれました。


もちろん、私も大好きなカクテルなのです。

 


現在、ワイナリー和泉屋の『楽天市場店』で、そのアリゴテ種からつく
ったワインを『共同購入』という方法で販売しております。
6本のオーダーがはいりましたら、50%offの1200円(税抜)となる販売
方式です。皆様、よろしくお願いします。明日の夜で終了。
http://www.rakuten.co.jp/wine/682255/755857/#649267

ブルゴーニュ アリゴテ2002  ルブルイユ

ルブルイユという生産者で『基本的にワインに対しては特に何もしない、
その代わりに畑仕事は入念に行うこと』が彼らの信条で、それは素晴ら
しいワインをリリースしております。


イヤな酸は全くなく、味わい豊かでミネラリーに仕上がった白ワイン。
ブドウの完熟感もあり、より冷やせばシャープに味わいとなり、温度が
上がれば豊かな味わいとなります。
非常にバランスが良く、美味しいワインだと思います。


キャノン・フェリックス・キール市長もこんなアリゴテのワインを飲ん
でいたら、もしかしたらカクテルの逸品である《 キール(Kir) 》はきっ
と違う名前のカクテルになっていたことでしょうね。


ついでにいろいろなクレーム・ド・カシスを飲んでいる私がお薦めする
クレーム・ド・カシスは『フェリックス ディヴィオ社』のもの。http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=2929


アリゴテのワインの代わりにシャンパンで割ると、このカクテルは

    「キール・ロワイヤル」 と、呼ばれます。


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セカンドラベルってなに? [知識・勉強]


 ★ 今日はちょっとお勉強。


皆さん、

『セカンドラベル』

って、聞いたことありますか。

訳せば『2番目のラベル』、う~ん、何だろうと思いましたか?

 

『セカンドラベル』というのは
メドックの優秀なグランクリュ・シャトーでは、セカンドラベル(スーマーク)と呼ばれるワインを売り出しています。

セカンドラベルとは、シャトーが所有している畑からとれたワインのうち、アッサンブラージュ(ブレンド)の際に、シャトーものの厳しい基準に達しなかったワインをさらに選別してつくるもので、主に樹齢の若い株の葡萄から醸されたワインなどが選ばれるのです。
   

しかし、セカンドラベルとは決して『二流のワイン』という意味ではなく栽培から醸造まで全てシャトーものと同じ手間ひまをかけてつくられます。

もちろんセカンドラベルとしての厳しい基準も設けられており、そこに満たなかったもは中にはサードラベルとして売るシャトーもありますが、ほとんどのシャトーはネゴシアンに売却してしまいます。。


セカンドラベルの中には非常に上質のものもあり、上位の格付けワインのセカンドラベルは下位の格付けワインと同等の実力を持つものも少なくありません。


本ラベルよりも飲み頃が早く来るため、セカンドラベル・ファンも少なくなく、その市場はとても大きなものになっております。


主な本ラベルとセカンドラベル

【第1級格付】
●シャトー・ラフィット・ロートシルト
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=132


 →カリュアド・ラフィット・ロートシルト
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=2516

●シャトー・ラトゥール
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=134
 →レ・フォール・ド・ラトゥール
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=3054
 →ポイヤック・ド・ラトゥール(サードラベル)
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=2938

●シャトー・マルゴー
 →パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトー・マルゴー

●シャトー・ムートン・ロートシルト
 →ル・プティ・ムートン・ド・ムートン・ロートシルト

●シャトー・オー・ブリオン
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=141
 →ル・バーン・デュ・シャトー・オー・ブリオン

 

【第2級格付】
●シャトー・コス・デストゥルネル
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=3086
 →パゴド・ド・コス
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=114

●シャトー・レオヴィル・ラスカーズ
 →クロ・デュ・マルキ
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=3085

●シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=131
 →レゼルヴ・ド・コンテス
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=2432

【ポムロル】
●シャトー・レヴァンジル
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=2510
 →ブラゾン・ド・レヴァンジル
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=2515

●シャトー・ラフルール
 →パンセ・ド・ラフルール
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=154


【サン・テミリオン】
●シャトー・オーゾンヌ
http://www.wizumiya.co.jp/product_info.php?products_id=152
 →シャペル・ドーゾンヌ

いくつか例をあげてみました。

今ではボルドーだけではなく、スペインやイタリアでもこのようなセカンドラベル的なものが生まれています。

 

でも飲み比べるとわかるのですがやっぱり同じニュアンスをしっかり持っているのがセカンドラベルの良いところですよね。販売中のワインはどれもお薦めのワインたちです。

 


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泡立つワイン、スパークリングワインについてちょっとお勉強。 [知識・勉強]

 

泡立つワインはみんなシャンパンだと思っていらっしゃる方も少なくありません。でもシャンパンというのはフランスのシャンパーニュ地方でワイン法に則った製法でつくられたもののみシャンパンと言います。
フランス語ではシャンパーニュ。


スパークリングワインの製造法にはいくつかのものがありますので今日はちょ
っと勉強をしてみましょう。


1.瓶内2次発酵方式
  CLASSIC METHOD / TRADITIONNAL METHOD
=============================
スパークリングワインの王様、シャンパンに代表される製造方法。
ベースとなるワインを瓶に入れ、酵母と糖分を適正量添加して瓶内2次発酵を
行い、瓶内に泡をつくる方法。
最も手間暇とコストのかかる方法で、世界中の最高級スパークリングワイン生
産にのみ使われている方法であり、豊かで複雑な風味と細かく持続力のある泡が特徴です。

 

2.シャルマ方式
  CHARMAT
=============================
シャルマ方式は2次発酵をすべてタンク内で一括して行います。澱引きもフィ
ルターを使って行います。コスト削減と時間短縮が可能ですが、やはり瓶内2
次発酵方式のような複雑味はあまり期待できません。
フランスの低価格のヴァン・ムスーや新世界の多くのスパークリングワインが
この方式でつくられます。
イタリアのアスティもこれを応用した方法で生産させます。

 

3.トランスファー方式
  TRANSFER
=============================
この方式はもうあまり使われていませんが瓶内2次発酵方式とシャルマ方式の
間のような方式。2次発酵までは瓶内で行い、澱の除去だけは瓶からタンクに
移し、フィルターを用います。

 

4.リュラル方式
    METHODE RURALE
=============================
フランスで古くから行われている方式で発酵途中のワインを瓶詰めし、その後
瓶内にできる発泡量をコントロールしない方式。

 

5.炭酸混入方式
  CARBONIC ACID MIXING
=============================
この方式はCO2を発酵により得るのではなく、コーラのように外からCO2を混入させる方式です。最も低いランクのスパークリングワインに使用される方式で
泡は大粒で持続力の弱いものとなります。

 

まぁ、こんな感じで発泡性のあるスパークリングワインはつくられます。

フランスのシャンパンをはじめ、ドイツのゼクト、イタリアのスプマンテ、ス
ペインのカヴァなどが有名なスパークリングワインたちです。

 

【お薦めのワイン】
現在、日本だけの販売であるヴーヴ・クリコのローズラベル。

どうです、すごく可愛いでしょ。

今なら、オリジナル ストッパー付き
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ヴーヴ・クリコ・ローズラベル・ブリュット N.V.

フランス/シャンパーニュ・泡ロゼワイン、オリジナルストッパー
生産者:ヴーヴ・クリコ 
輸入元:ヴーヴ・クリコ・ジャパン  
 
読売新聞のワイン情報サイト、YOMIURI ON-LINE ワイン&グルメを見ていたのですが『正月料理に合わせたいワインセレクション』としてシャンパーニュはこのヴーヴ・クリコ・ローズラベルがお薦めされていました。

そのお薦めコメントは『年末年始なら、何はなくてもシャンパーニュ。ちょっと値は張るけど、料理を選ばないし、祝祭気分を盛り上げてくれます。グラスの中に立ち上る泡とプチプチはぜる音。目と耳と鼻で味わうべし。ヴーヴ・クリコは品質の追求に熱心な生産者。ルイ・ヴィトンのグループ企業です。

ノンヴィンテージのロゼは世界に先駆けて日本でデビューした逸品。赤い果実と花の香り。お節料理の紅白の蒲鉾、鮭からローストビーフまで色で合わせたい』とのことでした。

ピンク色の可愛くそして素敵なラベルをまとったローズラベル。


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簡単にワインをあけるオープナーは! [知識・勉強]

皆さん、ワインを飲む前にすることと言ったら何でしょう。


はい、グラスを用意します。 正解

はい、コルクを抜きます。 正解

はい、素敵なメンバーを呼んでおきます。 まぁ、正解。


いろいろすることはあるのですが、『グラスの用意』と『コルクを抜く』
という作業は絶対にしないとなりませんよね。

今日はちょっと『コルクを抜く』についてお話をいたします


コルクを抜く道具を『ワイン・オープナー』と言います。
その『ワイン・オープナー』には、いろいろな種類のものが存在します。

レストランのソムリエさんが使っているオープナーは『ソムリエナイフ』
といい、ワインのキャップシールを切るナイフとコルクスクリューが折り
たたまれているちょっと格好いいやつです。

 


あと、酒屋さんでただでもらってくるT字のオープナーもありますが、こ
れは大変開けづらくコルクスクリューも安物なのでそのスクリュー部分も
太くねじ入れるとその分コルクもふくらむためよりあけづらいものになっ
てしまいます。

このT字のオープナーであかなかったというクレームは私としては受けた
くないクレームの一つです。ごめんなさい。

 

あとはスクリューをねじ込んでいくと両脇のレバーが上がるウイング型も
ありますが、私はあまりお薦めいたしません。


私はワインがもっと簡単に開けられていたらもっと取っつきやすい飲み物に
なっていたような気がします。コルクをうまく開けられないからワインを
飲まないという方は意外に多いのです。


多くの皆様から簡単にコルクが抜けるオープナーを紹介してくれと言うメー
ルをたくさん頂戴いたします。そのときに私がお薦めするのがスクリュープル
というワイン・オープナーです。

 

スクリュープルはセットをし、細いコルクスクリューを差し込み同じ方向に
枝の部分を回していくとコルクが浮き出てくる仕組みになっているタイプの
『ワイン・オープナー』です。

じつは私もいろいろな『ワイン・オープナー』を持っていますが、実家では
このスクリュープルを使うし、抜栓に失敗したくないワインの時は必ずこの
スクリュープルを使います。


ソムリエワインで颯爽と開けたいという気持ちもわかります。
そんな皆様にはワインのボトルに引っかける部分がダブるアクションになっ
ているものをお薦めします、これでもかなり開けやすくなります。

 

かっこよく開けるのも時として大切ですが、簡単にちゃんと開けるときは
スクリュープルをお薦めいたします。

 

あと、抜栓後1時間ぐらいとってくださいというのは抜栓したあとそのままの
状態で1時間ぐらいたったら飲んでくださいという意味です。
ワインをちょっと酸化させ、より美味しい状態にすることです。

以前お客様で1時間かけて抜栓をするのですかと聞かれたことがありますが、
そうではありませんので気を付けてくださいね。


ここ数年、スクリューキャップの栓のワインもたくさん見かけるようになりました。
ソムリエの多くの皆様はこのことに反対をされていますが、コルクは天然素材で
中には不良品もあり、ワインをだめにしてしまうこともあります。

何十年もしっかり熟成でき、それでもってきちっとした状態で常に飲めるのであれば
私はスクリューキャップもありかななんて思っています。

これから20年後なんて、どうなっていることでしょうね。

はるひこ

 


【お薦めのワイン】

スーパー・タスカンという言葉を聞いた事があると思います。

イタリアのトスカーナ地方で造られる、現行のワイン法(DOCG、DOCなど)にとらわれず、外来品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、など)を使うことで、今までのワインよりもより美味しいワインを造ろうとしたことが始まりで、サッシカイア、オルネライア、ソライアなどが先駆的ワインです。
(現在サッシカイアはさらに格上げされて、ボルゲリでDOCが認められています)

イタリアワインファンのみならず、スーパータスカンは根強い人気で、常に特別な存在と言っても過言ではありません。

1992年にイタリア政府がIGT(Indicazione Geogrfica Tipica)という新しいワイン法を制定しました。それまで、この新しいつくりのスーパータスカンは、イタリアの厳しいワイン法のもとヴィノ・ダ・ターヴォラ(VDT)というカテゴリーであったのですが、この新しい法律により、このワインの造り手たちも保護されるようになりました。今回ご案内するワインも、トスカーナの名門・ルフィーノ社が、この新しいつくりにより、今までの伝統に更に新しさが加わり、より一層の飛躍を続け自信を持ってお薦めする白ワインの逸品です。

ルフィーノ社の始まりは、1877年、ワイン造りに理想的な環境に恵まれたトスカーナでした。

この土地で同じ夢を抱く2人の紳士、Ilario Ruffino とLeopoldo Ruffinoが、後に世界中で最も愛されるワイナリー“ルフィーノ”の基礎を築きました。

彼らは始めて創ったワイナリーに自分達のファミリー・ネームを付け、フローレンスから数キロのところにあるポンタッシーブという小さな町にセラーを建設しました。 

ここで2人の徹底した品質追及と技術研究のもと、ルフィーノ・ワインは誕生しました。ルフィーノ社は、ただ最先端のセラー技術を使い流行を追い求めるというものではなく、自然の力と職人の技こそがワインの核を作り出すという、何世紀も前から続くトスカーナの伝統を生かしたワイン造りを行っています。

現在各エステートで、その土地のテロワールを最大限に表現したワインを造り続けており、ルフィーノ社はトスカーナのシンボルと称されるまでになりました。1895年にはボルドーワインフェアで金賞を受賞するなど、世界中でそのクオリティーの高さが認められるまでに成長を遂げました。

キャンティの名を世界に広めた最大の功績者として知られる、伝統ルフィーノ社。

甘みを感じさせるほどの十分な果実味と樽の香りが印象的な、まろやかでしっかりした味わいのワインです。

限定数で入荷ですので、お早めにお求め下さい!

ちなみに、今年の春行われたイル・ピッチョーネでのワイン・メーカーズ・ディナーにて、白ワインの中では一番人気のワインでした!


ラ ソラティア シャルドネ2003 ルフィーノ
【イタリア/トスカーナ・白ワイン】
商品番号580443  販売価格2980円(税込3129円)  

●ブドウ品種:シャルドネ
●アルコール:13.5%
●スタイル:辛口
●輸入元:サントリー

 


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