SSブログ
スロヴェニア ブログトップ

スロヴェニアワインの逸品、エディ・シムチッチ [スロヴェニア]


《 REBULA(RIBOLLA)種 》

リボッラ、リボッラ・ジャッラとも呼ばれ、13世紀以前からフリウ
ーリに(北東イタリア)に伝わる品種。

軽やかで花のように香り、酸がのって爽快な、ヴァライタルワイン
ができます。国境を越えたスロヴェニア側でもレブラの名で同タイ
プのワインがつくられます。

ギリシャのセファロニア島で栽培されるロボラも同一種。

 

《 Goriska Brda 》

ゴリシュカ・ブルダはイタリア、コッリオから続くスロヴェニアの
区域。優良な生産者が多く、その中の一人がシムチッチ。

 

《 Edi Simcic 》

ゴリシュカ・ブルダの極めて高水準の産出業者。シャルドネ、レブ
ラ、シヴィ・ピノを探したい。リザーブはいずれも極めて洗練され
て調和がとれている。赤のブレンドもののデュエットは人気が高い。
(ヒュー・ジョンソン)

 

レブーラ・リゼルヴァ2004 エディ・シムチッチ


エディ・シムチッチのワインたちは本当にどのワインもお薦めです。
一口飲んでいただければ、どれだけしっかりとつくられているかが
すぐに理解していただけると思います。

絶対に飲んでもらいたい生産者です。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この夏! お薦めの1本!! [スロヴェニア]

BELI PINOT 2004   Edi Simcic
SLOVENIJI GORISKA BRDA
(ベリ・ピノ 2004  エディ・シムチッチ スロヴェニア・ゴリシュカ・ブルダ)

スロヴェニア共和国
旧ユーゴスラヴィアから独立、2004年5月にEUに加盟。
北イタリアのフリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア州に隣接。



ゴリシュカ・ブルダはイタリアの銘醸地コッリオからの地続き。
この区域はスロヴェニアでも優良な造り手が集まっていることでも
知られています。

その中でも今回ご紹介のエディ・シムチッチは有名な生産者です。
多くのワイン・ジャーナリストにも高い評価をされています。

 

今回紹介するワインは ベリ・ピノ2004
ベリ・ピノはイタリアだとピノ・ビアンコ、フランスだとピノ・ブランと
同じで、ピノ・ノワールの親戚。

性質はシャルドネに似ていて、シャルドネより軽やかなワインに
なりますが、エディ・シムチッチのベリ・ピノは、たぶん恐ろしく
収量を減らしているのでしょう、凝縮感のしっかりあるワインに
仕上げています。

部屋の中にエアコンの無い時代なら、ちょっと重たすぎるかも
しれませんが、現在のようにエアコンがしっかり効いているような
部屋ならば、これぐらいのボディのワインが美味しいのでは、
なんて思っています。


ワインバー・エスペルトでも、『スロヴェニアのワイン?』 と反応する
お客様も多いのですが、飲んでいただけると多くのみなさまがこの
エディ・シムチッチのワインのファンになります。


この価格の白ワインでここまで威厳があるワインって他にあるか
考えてみましたが、なかなか思い浮かぶものはありません。

このぐらいボディがあるワインだと、冷やしすぎを嫌う方も多いかと
思いますが、私はしっかり冷やした状態からゆっくりと温度が上が
ってくる方が好きです。

ワインバー・エスペルトの店長でソムリエの西村は、グラスに注ぐと
上質なモルトウィスキーを連想させる薄い金色に、緑、青の色調も
見ることができる。

白い小さな花を束ねた脇に転がるこんぺいとうやりんごのドライ
フルーツといったチャーミングなものを連想させる香り。

口にすると予想通り、ぎゅっと詰まったぶどうとりんごの味わいに、
明らかに感じられる塩気が厚みをもたらしている。そこからは
どんな料理にも添い遂げるとのできる奥ゆかしさを感じるほど。

などなど、コメントしています。

 

たぶん、スロヴェニアと言うだけで敬遠をしてしまう方が多数いらっ
しゃるかもしれませんが、それは絶対にもったいないことだと私は
思っております。

このスロヴェニアの逸品のベリ・ピノ、ぜひ、お楽しみくださいね。
 

 


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

スロヴェニアワインの偉大さに驚いた一夜 [スロヴェニア]


ここのところ日本酒からちょっと離れてしまったので今でもあるかは
定かではありませんが、以前、菊正宗に創業者の『治郎右衛門』と
いう名の純米大吟醸を飲みました。

たしか1本、1升で30,000円という高価なもので、父親が何年か前の
正月に開けた1本でした。


それまで大吟醸は華やかなお酒というイメージがあったのですが、
その『治郎右衛門』は過去飲んだ大吟醸とはまったく違い、非常に
濃い大吟醸でした。もちろん純米と言うことを差し引いても。

その味わいは最高に美味しかったことを覚えています。
ただ、本当に濃いのです。なので、沢山は飲むことができず、数日に
わたって楽しみました。

 

昨晩、お客様4人とスロヴェニアのエディ・シムチッチとレンチェル
のワインを楽しみました。
白ワインを4アイテム、赤ワインを2アイテム。


《エディ・シムチッチ Edi Simcic》

○レブーラ(リボッラ・ジャッラ)・リゼルヴァ2004(6,000円)
○シャルドネ・リゼルヴァ2004(5,800円)
○シヴィ・ピノ・リゼルヴァ(ピノ・グリージョ)2004(6,200円)
●デュエット2003(5,500円)


《レンチェル Rencel》


○シャルドネ2002(4,800円)
●テラン2003(3,400円)

※()内はインポーター希望価格・税抜き


~~~~~~~~~~~~~~~

まずは、
白ワインを4本。

どのワインもその濃さに、
菊正宗『治郎右衛門』を思い出しました。

凄いのひと言でした!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今まで飲んできた白ワインとは次元の違う濃さ。
でも、その香り、味わいは最高に美味しいのです。
はい、私は二人で1本はきついぐらいの濃さをもった
ワインです。


ワイン・バー"エスペルト"の店長兼ソムリエの西村とも
話をするのですが、こんなつくりをする生産者って、もう
イタリアにもフランスにもいないのではなんて思っています。


香り、味わい、共に時間による変化も楽しく、白ワインと言う
よりも赤ワイン的なニュアンスを持つワインのように感じて
います。


参加された皆様もスロヴェニアのワインのイメージは

『軽い感じのワイン』

と思っていたそうで、そのあまりのギャップに驚かれて
いました。

でも、スロヴェニアのワインと言うよりは、このエディ・シム
チッチとレンチェルが異常だとは思います・笑。


スタートは14度ぐらいから始め、温度の変化と共にどんどんと
おもしろさが表に現れてくるでしょう。


シャルドネだけはある程度の温度で16度ぐらいの温度でキープ
する方が私は好みでした。エディとレンチェルのシャルドネを
飲み比べただけでもおもしろいです。


温度が上がってきたシヴィ・ピノ・リゼルヴァ、もうとろけます
・笑。


赤ワインの二つも、とてもスパイシー、レンチェルは名前の通り
テランという葡萄品種からつくられるワイン。スパイシーで
時間の経過もやはりおもしろい。
あのイタリアのダル・フォルノ・ノマーノも大好きなワインとの
こと。


エディ・シムチッチは、メルロが80%でカベルネ・ソーヴィニヨン
とカベルネ・フランが各10%。
フランスのボルドーのメルロとはその味わいは違いシャープな
味わいはちょっと地葡萄を思わせます。

 

 
この二つの生産者、

『偉大なるワイン』

なんか、そんな言葉があてはまるような気がします。

こんなワインたち、そうはないですよね、少なくても1万円を
切る価格帯では・・・・。


ゆっくりとこの自然の大いなる恵を味わえた喜び、感謝!

 


nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理
スロヴェニア ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。