偉大なるワイン

昨晩、新宿のタベルナ・ロッサーナで故エドアルド・ヴァレンティーニ氏を
偲び、彼のワイン、３種を飲む会が行われました。

オーナー・ソムリエの立石さんはエドアルド・ヴァレンティーニ氏のワインを
かなりの量、サーヴィスしている人物。

白は３日前、赤は５日前に抜栓し、この日のために用意してくれたそうです。

さすが、哲人エドアルド・ヴァレンティーニのワインたち、もう感動しました。

特に1996年のトレッビアーノ・ダブルッツォの味わいは参加者全員がうっとり
したのではないでしょうか・・・。

 

偉大なるワイン、きちっと堪能いたしました。

この回に携わった全ての皆様に　　感謝！

 

偉大なるワインですが最近テイスティングしたワインで驚いたワインが
あります。

フランスでもイタリアでもスペインでもありません。そのワインは
スロヴェニア共和国のワインでした。

1991年に旧ユーゴから独立し、2004年5月にＥＵに加盟したスロヴェニア
共和国。

大きさは四国とほぼ同じ広さで国土の約半分が森林に覆われ、
"ヨーロッパの緑の宝"といわれる国なのです。

スロヴェニアの年間一人当たりのワイン消費量は40Liを
越えるという、世界でもトップクラスのワイン消費国なの
です。

 

スロヴェニアのワイン造りの歴史はなんと紀元前まで
遡りローマ帝国時代になるそうです。

そのスロヴェニアの奇才、エディ・シムチッチがつくり出すワインに、
そんな『偉大なるワイン』の予感を感じました。

 

まだ完全に華は開いていませんがおそらくあと数年で驚くような
味わいになることでしょう。

エディ・シムチッチ、ぜひ憶えておいてください・・・・・。

そのラベル、犬好きの皆様にはたまらないかも・笑。