素敵なちょい悪おやじ [ワイン・メーカーズ・ディナー]
マルセル・リショー
コート・デュ・ローヌの大人気の生産者、マルセル・リショー氏、
とにかく格好の良い方でした。
4月1日にコート・デュ・ローヌの有名な生産者であるドメーヌ・マルセル・リショーのオーナーであるマルセル・リショー氏が来日し、六本木『祥瑞』で、食事をご一緒させていただきました。
ドメーヌ・マルセル・リショーはワイン界で最も尊敬をする人物のお一人で、インポーターとしてご活躍なさっている合田泰子さんから9年ぐらい前にご紹介いただいた生産者で非常にコストパフォーマンスが高いことで驚いたワインでした。
『格好良い』と聞いてはいましたが、想像以上に格好良かったです・笑。
40分ほど合田さんに通訳をしていただきいろいろとお話しをしたのですが、自信に満ち、そして謙虚で、自分自身の考えはしっかりしているが押しつけはなく、情熱を凄く感じるがさらっとしており、とにかく格好の良い方でした。
自然派とか、SO2とかいろいろなことはあるが一番ワインに対することは『自分がまた飲みたくなるかどうか』だと話をしてくれました。
自分のワインも一番大事なことは『自分でまた飲みたくなるワイン』だと話をしてくれ、今いろいろやっている作業やそして理念はそんなワインをつくるためのことだと話してくれました。
そして、自然派と呼ばれている生産者はこの10年で本当に造りが良くなったとおっしゃっていて、自分も今思うと昔はやっぱり下手だったなぁと思うと、笑っていました。(でも充分美味しかったですけど・・・・)
今まで販売し続けていることにも非常に感謝をされましたが、それは間違えなく素晴らしいワインだから、でもリショー氏にお会いして、もっともっとこのワインが愛おしくなりました。
マルセル・リショー氏の情熱のこもったワインたち、この価格帯では傑作中の傑作でしょう。それが証拠にほとんどの星付きレストランに彼のワインはオンリストされています。
大好きなんですよ。
特に写真のレ・ガリックおいしかったです。
こんな素敵な方なのですね〜
by nakasama (2006-04-05 22:14)