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フランス・ツアー その11 [出来事]

朝、ボーヌのホテルを出発し、高速を走らせマコネ地区へ。

最初にお寄りした生産者はメルキュレのドメーヌ・ブラン
テ。日本ではまだ無名の生産者です。

 

小さなテイスティングルームですぐに試飲。
かなり還元臭が強く、私的には今すぐ飲んだり扱ったり
することはNO! のワインです。

でも、このワインはポテンシャルは高そうです。
あと数ヶ月経ったものを飲んでみたいです。

 

そして、貴腐ワインをつくることで有名なドメーヌ・ド・
ラ・ボングランへ。

 

ここも息子さんに世代交代をしている途中のようです。

 

マコン・ヴィラージュ・キュヴェ・トラディションから
はじまり、キュヴェ・ボトリティスまで多数試飲を
させていただきました。

ごめんなさい、個人的にはこのワイン、強すぎて苦手
です。

でも、このワイン、そのポテンシャルは驚くほどです。
はい、凄すぎです。


ボングランをあとにし、プイィ・フュッセへ。


途中、ボーヌからご一緒したクルティエのガヨさんの
お薦めのレストランで昼食。

 

ここの食事、なんか普通で美味しかったぁ~(笑)。

 

次は今回のマコンでとても楽しみにしていたコルディエへ。 

山のてっぺんにあるドメーヌ・コルディエ、その景色
の素晴らしさには見とれてしまいました。
でも、寒かったぁ~。。。

ドメーヌ・コルディエは1971年にギュスタフ・コルデ
ィエによって設立され、現在は孫のクリストフ氏が
ワイン造りを行っています。

ブルゴーニュワイン専門誌『Bourgogne Aujourd'Hui』で、
2005年のベスト生産者に輝いた生産者で、ロバート・
パーカー氏もワイン・バイヤーズ・ガイドで最高の5★
を与えているのです。

 

クリストフ氏、なかなかやりそうな感じがしました。

葡萄はクローンを使用せず、セレクション・マサルに
よる植え替え、栽培はリュット・レゾネ。低収量で収穫
は全て手摘みで行われます。


醸造はなるべく介入せず自然のままの醸造を心がけて
いるそうです。シュール・リーを1年、ボトリングの
際は澱引き、清澄、濾過は一切行わないそうです。

プイィ・フュッセ・ヴェール・クラ
プイィ・フュッセ・ヴィーニュ・ブランシュ
プイィ・フュッセ V.V.
サン・ヴェラン
マコン・オー・ボワ・ダリエ

などを十数アイテム、テイスティングさせていただき
ました。

中でもプイィ・フュッセ V.V. 2005は抜群の美味しさ
でした。

ドメーヌ・コルディエ、この地区の最上の造り手の
ひとつと言っても過言ではないでしょう・・・。


最後の1軒、ドメー・ソメーズ・ミシュランに
向かいました。

マコネー地区ヴェルジソン村の名所“ロッシュ・ド
・ヴェルジソン”の丘の中腹に位置し、ご夫婦と
従業員1名の計3名で経営しているドメーヌです。

 

ビオディナミ農法を取り入れるようになり、2005
ヴィンテージが最初の収穫と話してくれました。


風邪がもう最悪で咳が止まらず、満足な試飲が
できませんでした。本当に申し訳ないと思って選ります。


間近で見る“ロッシュ・ド・ヴェルジソン”はその雄大
さに驚きました。

 

長かったようで短かった今回のロワール、ブルゴーニュ
の旅も明日東京に帰るだけになりました。

マコンからパリに戻り、ホテルそばのお鮨屋さんに。

あ~、行くんじゃなかった・・・・とほほ。 鮨嫌いになりそう。


明日は帰国です。

 


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