2007.3.23 ワイナリー和泉屋ワイン情報 [ブロマガ]
3月23日(金曜日) ワイナリー和泉屋ワイン情報!
2006年に10年ぶりの格付けの見直しがあり、
話題になったサン・テミリオン。
この格付けの見直しはサン・テミリオンの造り手には
『頑張らねばならぬ』という、よい刺激になっているみたいですね。
この格付けで昇格したシャトーは良いけれど、降格したシャトーは
その未来はきっと大変なんでしょうね。
前々回の見直しの時に降格してしまったボーセジュール・ベコは、
5年間商売にならなかったと聞いています。
でもこの格付け見直しはサン・テミリオンの全体の質のアップには
絶対に繋がっていると思います。
そんなサン・テミリオンの逸品たちを
春のセールで特別価格で販売いたしま~す。
《 目次 》
【1】ワイン界に彗星のように現れたモンスターワイン
【2】サン・テミリオンのテロワールの個性が楽しめる逸品
【3】2000年の最高傑作に匹敵するのでは・・・
【4】サン・テミリオンの最上のガレージ・ワインの1つ
【5】早くから楽しめる2001年とリッチで複雑味のある1998年
【6】2006年9月プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに昇格!
【7】まるでピノ・ノワールでつくったサン・テミリオン?
【8】ボルドーファンは絶対一度は飲んでいただきたいワイン
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【1】ワイン界に彗星のように現れたモンスターワイン
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1998年、ボルドー・プリムール(先物買い)でサン・テミリオンで
最高価格をつけたラ・モンドット。
96年からシャトー・ラ・モンドットをラ・モンドットに名前を変え、
メルロ80%、カベルネ・フラン20%でつくられる
モンスターワインとなり、ワイン界に彗星のように現れたワイン。
所有者はカノン・ラ・ガフリエールのオーナー、
コント・ド・ネイペルグ氏。
そして醸造責任者はステファン・トゥルノンクール氏が
起用されています。
ラ・モンドット [2001] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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【2】サン・テミリオンのテロワールの個性が楽しめる逸品
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味わいはさすがに初ヴィンテージなので少々粗さはあるものの、
ペルスとローランのコンビならではの高品質な味わいです。
豪快さが特徴といわれ、サン・テミリオンの多様なテロワールを
明確に反映した個性が楽しめます。
是非パヴィ・デセスと比較してみてください。
シャトー・ベルヴュー・モンドット [2001] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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【3】2000年の最高傑作に匹敵するのでは・・・
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前々回の格付け見直しで畑の拡張が認められず、降格されてしまった
ボーセジュール・ベコ。
1996年の見直しでは見事に復活したもの、降格後5年間は
まったくと言っていいほどビジネスにならなかったそうです。
メルロ主体のワインで2000年の最高傑作に匹敵するのでは。
シャトー・ボーセジュール・ベコ [2003] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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【4】サン・テミリオンの最上のガレージ・ワインの1つ
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1997年にファースト・リリース。
アッという間に「シンデレラ・ワイン」「カレージ・ワイン」
などといわれ一世風靡しました。
『1997年のデビュー以来、グラシアはサン・テミリオンの最上の
ガレージ・ワインの1つである。
非常に生産量が少ないことを考慮すれば、価格が高いのは明らかである。
しかし、グラシアの場合は単に品質の問題なのである』
とは、ロバート・パーカー氏のコメント。
私もこのファースト・ヴィンテージの美味しさに驚いた1人です。
レ・アンジェロ・ド・グラシアは別のエリアでつくった
グラシアの二つ目のワイン。
シャトー・グラシア [2002] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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シャトー・グラシア [2003] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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レ・アンジェロ・ド・グラシア [2003] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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【5】早くから楽しめる2001年とリッチで複雑味のある1998年
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シャトー・フィジャックの歴史はガロ・ロマン時代(紀元前~5世紀頃)
にさかのぼり、この地に進駐してきたローマ人によって
フィジャカスと呼ばれる大荘園が営まれたそうです。
その後たびたび所有者を変え、また19世紀にはシュヴァル・ブランを
はじめとする幾つかのシャトーに分割されました。
1998年と2001年はかなり対照的なヴィンテージ。
ソフトで早くから楽しめる2001年とリッチで複雑味のある1998年。
う~ん、どちらかにしなさいと言われると迷ってしまいます。
シャトー・フィジャック [1998] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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シャトー・フィジャック [2001] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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【6】2006年9月プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに昇格!
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1980年代半ばより非常に高いポテンシャルで安定感がある
サン・テミリオンの優良シャトー。
オーナーはクリスティーヌ・ヴァレット女史で、90年代からは
特にその実力が認められ、今ではサン・テミリオンを代表する生産者です。
2006年9月のサン・テミリオンの格付け見直しで、
プルミエ・グラン・クリュ・クラッセBに昇格しました。
シャトー・トロロン・モンド [2001] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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シャトー・トロロン・モンド [2002] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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【7】まるでピノ・ノワールでつくったサン・テミリオン?
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シャトー・キノー・ランクロは、アラン・レイノー博士の所有する
シャトーで、1997年が彼がつくるファースト・ヴィンテージです。
私もこのファースト・ヴィンテージからこのキノー・ランクロを
飲み始めています。
最初に飲んだ時、まるでピノ・ノワールでつくった
サン・テミリオン?なんて思ってしまいました。
アラン・レイノー博士はボルドーで最も熟練した、知識豊富な、
そして才能豊かなコンサルタント、そして所有者のひとりと言われます。
シャトー・キノー・ランクロ [1999] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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シャトー・キノー・ランクロ [2003] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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【8】ボルドーファンは絶対一度は飲んでいただきたいワイン
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先代のケール家から1993年にこのシャトーのオーナーになった、
ジェラール・ペルス氏は莫大な資金を投入し、徹底的に畑を改善し、
『ワインは畑でできる』ということを徹底しました。
1998年、1999年、2000年と、このトリオは特に素晴らしい
モンブスケとなりました。
ボルドーファンは絶対一度は飲んでいただきたいワインの一つです。
シャトー・モンブスケ [1999] サン・テミリオン
〔フランス・ボルドー/赤ワイン〕
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《 ワインバー・エスペルト情報 》
★日替わりスペシャルワイン★
3/23 エシェゾー1997ドメーヌ・ロベール・アルヌー
3/24 ボーヌ・トゥーロン1996ブシャール
3/26 シャトー・シャス・スプリーン1995
3/27 シャトー・グラン・ピュイ・デュカス1996
3/28 シャトー・オー・バージュ・リベラル1996
3/29 シャトー・プリューレ・シレーヌ1996
3/30 シャトー・クリネ2001
3/31 シャトー・マゼール2000
情報がいっぱいなので。
(#゚Д゚) < 頭がパニックっすー!!
by コバ (2007-03-23 12:50)