ワインにとって良い環境は・・・・・ [ボルドー]
ワインにとって良い環境は人間にとってはあまりよろしくなさそう
です・・・・・。
私が1番好きなワインは、
そう、シャトー・ラフィット・ロートシルト1976 マグナムボトル。
はい、マグナムじゃないとダメなのです・笑。
私の、あっ、違う、ワイナリー和泉屋の低温倉庫には16本の
フィット・ロートシルト1976 マグナムボトルが出番に備えて
そうっと眠っています。
私のワインじゃないため、お客様がどうしても欲しいとなればたぶ
ん販売しないとならないと思っております。
ただ、湿度の高い低温のカーヴで管理されていたこのワインたちの
エチケット(ラベルは)はご覧の通りカビだらけなのです。
それでせっかくお客様にこのワインを購入していただいた時にきっと
エチケットは記念にしておきたいだろうなぁと思い、ラフィット
のサラン社長に新しいエチケットをくださいとお願いしたのですが、
新しいエチケットを送ることはラフィットのルールとしてできない
と返事をいただきました。
そうですよね、ぜんぜん関係のないワインに貼ることだって可能性
としてはたくさんありますものね。
で、ラフィットに送ってくれれば貼り直して送り返してくれるとも
お返事をいただきました。
でも、やっぱり古いワインなので日本←→ボルドーを往復させるこ
とはちょっと嫌なのでお断りしたのですが、SPECIMEN(見本)と型押
しの印が押されたラベルが後日届いたのでした。
これはとても嬉しかったです。
サランさんともしばらくお会いしていないのでまたぜひお会いした
いなぁ、なんて思っております。
皆様、ラフィット・ロートシルト1976 マグナムが気になる方が
いらっしゃいましたらぜひご相談くださいね。と心のこもっていな
いメッセージを残します・笑。だって毎年1本飲んでも16年で終
わってしまうのです。
コンディションは今まであけた感じでは最高のコンディションだと
思っております。平均13度の専用セラーでの管理、もちろん人間に
とってはぜんぜん良い環境ではありません。。。
話は変わりますが、
今年の5月からワインの倉庫を一部事務所にして仕事をしています。
今日、友達から『今日はあたっかいね』とメッセが入ったのですが、
私の格好はTシャツ、ポロシャツ、セーター、そしてウインドブレ
イカーと言ういでたち。
そして足には膝掛けの毛布。
背中のドアの下の数センチの間からはいる冷風がすごく寒いのです。
ここでも、
ワインにとって良い環境は人間にとってはあまりよろしくなさそう
です・・・・・。
と言うことを感じている今日この頃です。
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