待ちに待ったサラのワインが輸入されました。

待ちに待ったサラのワインが輸入されました。

Castillo de Maetierra & Maetierra Dominum

2007年9月12日に行ったワイン・メーカーズ・ディナー。6月にお邪魔したMaetierraのフランシスコ社長と輸出マネージャーのサラ・アゴス・オラノさんを迎えてのパーティはとても楽しい時間を過ごしました。

 

Castillo de Maetierra & Maetierra Dominum のワイン、8アイテムを楽しみましたが、お客様から『とても美味しかった』と沢山の声を聞きました。

そのCastillo de Maetierra & Maetierra Dominumのワインがついに入荷してきました。嬉しい～。。。このワインたち、本当に美味しいのです。

バルセロナの街に毎月１コンテナ分のワインを出荷しているとのことです。

 

Castillo de Maetierra & Maetierra Dominumの二つのボデガをもつVintaeグループは、リオハにおいて、伝統に拘らない新しいワイン作りを目指しています。白ワインに特化したCastillo de Maetierraと、赤ワインを生産するMaetierra Dominumの二つのボテガを持ちます。

《Castillo de Maetierra　カスティーリョ デ マエティエラ》
リオハの中で最初に白ワインに特化したワイナリーです。白ワインに力を入れていなかったリオハにおいては革新的なワイナリーです。ワイナリーのあるバジェス・デ・サダシア (Valles de Sadacia) 地区は、2003年にユネスコによって生物圏保護区に指定されたリオハの7つの谷のうち、エブロ川の支流が流れる4つの谷にまたがっており、気候、土壌ともにモスカテールの栽培に最適と言われています。

カスティーリョ デ マエティエラは、この地域で、高級白ワイン葡萄品種のモスカテールと、スペインの伝統的な白ワイン葡萄品種の栽培し、バジェス・デ・サダシアのパイオニア的存在になっています。

カスティーリョ デ マエティエラには、およそ40ヘクタールの白ワイン葡萄品種の畑があります。葡萄の品質を最大限に引き出すため、モスカテールがそれぞれのワインに最も適した熟し具合になると、気温の低い朝の2時から8時の間に小さな木箱に丁寧に手摘みされ、その後よい葡萄のみ選定されます。また、最高の品質のワイン生産を実現するため、生産を制限し、ボトルはナンバリングされています。

カスティーリョ デ マエティエラは、モスカテール、ビウラ、マルバシアの3種類の葡萄品種を組み合わせることで、食事に合うフレッシュで芳香豊かな辛口ワインから、上品で果実味豊かなワイン、そしてデザートワインとして最適の濃厚な甘口ワインまで生産しています。それぞれ色、香、風味において特徴的で、ギア ペニン (Guia Penin) 等のワイン評論家から、スペインにおける最先端の白ワインだと高く評価されています。

 

◆アリセ(ALISE)2006
モスカテル・デ・グラーノ・メヌード85%、ビウラ10%、マルバジア5%
選ばれた葡萄から作られる辛口の白ワイン。上品で柔らかな口当たりと、果実の非常に豊かな香りが特徴。リバリス(Libalis)と比較してフレッシュで、食前酒としても軽い食事と合わせてもよい。世界に認められる白ワイン。

◆リバリス(Libalis)2006
モスカテル・デ・グラーノ・メヌード90%、ビウラ5%、マルバジア5%
ワインを飲みなれていない人でもおいしく飲め、ワイン通をもうならせるワイン。
深く上品な香りと、モダンな複雑さがある。はっきりとした味わいがあり、なめらかで果実味のバランスがよく、ほどよい後味が長く残る。食前酒として、またどんな食事とでも合わせやすい。

◆グラン・リバリス(Libalis)2006
モスカテル・デ・グラーノ・メヌード95%、ビウラ&マルバジア5%
生産量を限定した畑の葡萄を厳選して作られたシグネチャー白ワイン。豊かな果実味、究極の繊細さ、絶妙な風味がある。特別な日に飲むワインとしてお薦め。

◆リバリス・ロゼ(Libalis Rose)2006

モスカテル・デ・グラーノ・メヌード、ガルナッチャ・ディンタ
すばらしい個性のある高品質のロゼワイン。リバリスの並はずれた品質にロゼの多様性を併せ持つ。かすかな果実味によって広がりのあるフレッシュさと上品さは、何よりも米料理や魚介料理に合う。
 

Moscatel de Grano Menudoは一般のMoscatelとは違い、粒の小さな実ができるバジェス・デ・サダシア固有の葡萄品種です。クラスが上になるにつれ、Moscatel de Grano Menudoのパーセンテージが増えます。

 
先日、スペインワイン同好会の皆様がリバリス・ロゼをお飲みになりましたが、その美味しさに驚かれていました。私もこのロゼはとてもお薦めのロゼワインです。

 

そしてデザートワインとして最適の濃厚な甘口ワインがこの二つ。

◆メランテ(Melante)2006
モスカテル・デ・グラーノ・メヌード100%
自然な甘さの、遅摘みの白ワイン。リオハで初めて作られたモスカテールのスィートワイン。淡い麦藁色で、繊細な黄金色の輝きが目に引き付けられる。花と蜂蜜の香りに、微妙なニュアンスのある絶妙な味わいを楽しめる。デザートや食後のあらゆる食べ物と合わせられるデザートワイン。

◆メランテ・コレクション(Melante Coleccion)2005
モスカテル・デ・グラーノ・メヌード100%
遅摘みの葡萄で自然な甘さの白ワイン。ヴァン ドゥ ナチュレとして、非常に熟した葡萄をフレンチオーク樽で熟成。限定された生産量で並はずれた品質のシグネチャー ワイン。切れのある味わいがこのカテゴリーのワインとしては特徴的。デザートワインとして大いに楽しめる。特別な収穫年にのみ作られる。

 

上品な甘さが美味しいメランテ。そしてサラにその美味しさに複雑味が加わるメランテ・コレクション。このワインだけでもデザートとして成り立つほどの美味しさです。メランテ・コレクションの生産量は6,600本と大変少ない。

 

《Maetierra Dominum  マエティエラ・ドミナム》
スペインで有名な醸造学者のイグナシオ・デ・ミゲル (Ignacio de Miguel)からアドバイスを受けながら、 醸造家のラウル・アチャ(Raul Acha)を中心に、リオハ の伝統を脱却した新しいワインを楽 しみながら作って います。

マエティエラ・ドミナムでのワイン作りは、独自に考案 したクアトロ・パゴス・コンセプトに従っています。

何年もかけてリオハ中のワインをテイスティングして 気候と土壌が特徴的な4つの地区に限定し、それぞれ の地区の特徴を活かせる4つの土地(クアトロ・パゴス) を選びました。

ワインを特徴付ける4つの品質（フルーティさ、力強さ、 上品さ、ワインの寿命）において、テンプラニーリョ、 ガルナッチャ、グラシアーノのそれぞれの葡萄品種が 最大限の特徴を出せるよう、4つの土地から最適な 土地を選択しています。これらの土地で古い葡萄の 樹を栽培し、生産を限定することで、それぞれの葡萄 の良さを最大限に引き出しています。

マエティエラ・ドミナムは、4つの土地の葡萄を個別に 醸造しています。ワインの熟成は、微妙な違いを出す ことを狙って、異なる原産地の森と異なるトーストが 混ざった7つの桶屋からの新しいオーク樽を使用して います。

それぞれの葡萄のワインは、果実とオークのバランスが 最適になるのを見計らい、樽から出します。各ワインの 醸造や熟成の時間を限定せず、その時の適切なタイミン グで自由に行うため、バックラベルには何も記載していま せん。

また、マエティエラ・ドミナムは、葡萄の樹の栽培における 手入れから、醸造、熟成まで、基本的にオーガニック的な ワインを作っています。葡萄栽培はオーガニックのガイド ラインに従った最低限の処置を施し、小さな木箱を使用 して伝統的な手摘みによる収穫を行っています。卵白を 使用して自然にワインを浄化させ、さらに品質を保持する ためにフィルタを行っていません。

◆モンテスク(MONTESC)
かすかな樽の香を伴いながらも果実味を強めに残すことを 意図して熟成させたワイン。 異なる桶屋、異なる原産の アメリカンオークとフレンチオークの新樽で5か月熟成。
品種：テンプラニーリョ、グラシーノ、ガルナッチャ

◆ガバンサ(GAVANZA)
果実味と樽の香の絶妙なバランスを狙って熟成させたワイン。 異なる桶屋、異なる原産のフレンチオークの新樽で14ヶ月熟成。 瓶熟可能。苺、スパイス、タバコが混ざった複雑な香り。
品種：テンプラニーリョ、グラシーノ、ガルナッチャ

◆クアトロ・パゴス(QUATRO PAGOS)
果実味と樽の香の絶妙なバランスを狙って熟成させたワイン。 異なる桶屋、異なる原産のフレンチオークの新樽で16ヶ月熟成。 瓶熟可能。黒スグリ、チョコレート、バルサミコが混ざった複雑な 香り。
品種：テンプラニーリョ、グラシーノ、ガルナッチャ

どのワインも素晴らしいものばかりです。非常にコストパフォーマンスの高いワインたちです。ぜひお楽しみください。

 

ワイナリー和泉屋のワイン会でも数回、このワインたちをお出ししましたが大人気のワインたちでした。今まで飲んだことのないワインでしょう。素晴らしい味わいです。