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スペイン旅行(5月18日~29日) その10 [出来事]


5月27日(火)朝8時起床。
ゲストハウスのベランダから見る風景。

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"Jose Luis Pascual" の作品。 『杉と月』
『ようこそいらっしゃいました。お食事をお楽しみください。そしてゆっくりおやすみください』という意味が込められているそうです。

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9時過ぎにホセ・マリアとラ・ムンチョが朝食を食べに迎えに来てくれ、近くの街 "Vilajuiga" の "La PLACA" に。

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セラー・エスペルトに戻り、これからセラー・エスペルトが満を持してリリースしたエクストラ・バージン・オリーブオイルの工場を見学。このエクストラ・バージン・オリーブオイル、本当に素晴らしいです。

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http://jp.youtube.com/watch?v=kR9tTqD4_y8

セラー・エスペルトから車で10分ぐらいのところにあるオリーブオイルの工場。

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まずはビデオによる、オリーブオイルの作り方を見学。その後、工場内を見学。

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そして、オリーブの官能試験のまねごとを。

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高品質のエクストラ・バージン・オリーブオイルをつくるのに最も重要なことは『スピード』だそうです。セラー・エスペルトのエクストラ・バージン・オリーブオイルはオリーブの実の収穫からオイルになるまでに最大でも3時間とのこと、だからこんなに素晴らしいエクストラ・バージン・オリーブオイルができるんだ。

このエクストラ・バージン・オリーブオイルはダミアンの長女アナが有名なオリーブオイル・メーカーのコンサルタントを受け、つくりあげています。エンポルダの地元の品種アルグデルとスペインを代表する品種アルベッキーナのブレンドによるもの。アルグデルでボディをアルベッキーナで香りをイメージしたそうです。

昨年のサンプル時からテスト製品を試していますが、本当に素晴らしいエクストラ・バージン・オリーブオイルができたと私も思っています。とてもエレガントな味わいです。

オリーブオイルの工場からセラー・エスペルトに戻り、一昨日のコラボレーションワインのブレンドの続きを! 今回のメインの仕事だからがんばりまーす!

テイスティングルームに行くとアナが沢山のサンプルを用意して待っていました。セラー・エスペルトのみんなと畠盛さん、そしてスタッフ上杉と私でテイスティング、いろいろなサンプルをアッサンブラージュしたりして、いろんなパターンをつくり究極のコラボレーションワインを目指し頑張りました。

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今回はNo.4&No.8の樹齢80年以上のカリニャーナでつくられている区画違いのワインを50%、50%のブレンド、そしてこれから3ヶ月、1年使用した樽で熟成させることに決定しました。完成がとても楽しみです。きっと美味しいワインができますよ。No.4&No.8は同じ樹齢のカリニャーナですがタイプが違いNo.4がみずみずしいやや甘みのある味わいで、No.8は全てのバランスがとてもグッドなタイプ。シャビィ社長もNo.8は素晴らしいと言っていた。

あっ、そうだ。このテイスティング前にとっても凄いサプライズがありました。3月、ダミアンが来日した際に『エスクトゥリト・ブリュット・ロゼ』をぜひ将来つくってくださいと頼んだのですが、ダミアンも『自分もエスクトゥリト・ブリュット・ロゼをつくりたいと思っている』と返事をしてくれていたのですが、なんとこの秋、リリースに向け準備が整っていたのです。

早速、『エスクトゥリト・ブリュット・ロゼ』をテイスティングしたのですがチャーミングでとても美味しいスパークリングワインでした。もう、リリースが待ち遠しいです。

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けっこうハードな作業で全員疲れて休んでいた時、ダミアンがロセスで一番美味しいレストランに昼食に行こうと誘ってくれみんなで移動しました。

ロセスの街の中を抜け、海から少し離れた場所にこのレストランはありました。観光客は絶対に来ない場所だとダミアンは笑っていました。 "CAL CAMPANER" 楽しみです。

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赤ワイン漬けだったのでマレニー2007がすごーーーーく美味しい。

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お料理もデザートもダミアンが言っていたように最高の味わいでした。ロセスにいらっしゃる方、ぜったいにお薦めのお店です。あ~、ちょっと食べ過ぎたぁ~~。。。

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貝のイヤリングが可愛い、シャビィとアナ、そしてお店のスタッフと私。

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とっても美味しいひとときでした。
そして新たな畑を見に少しドライブ。この石は最初にセラー・エスペルトに来た時にダミアンと一緒に写真を撮った何千年前からあるパワー・ストーン。今年もダミアンと交代でパチリ。

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こちらの畑が新しいプランテーション。そして新たに開墾しているプランテーション。こちらはあと10日ぐらいで植樹できるとのこと、ちょっと驚き。

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このあたりは全て国立公園内にある畑だそうです。近くを見ながらセラー・エスペルトのゲストハウスに戻りました。

夜の食事までに時間があったのでゲストハウス下に広がるオリーブ畑を見に行きました。

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どうです、どの樹も樹齢が高そうでしょ。これらの高樹齢の樹はエンポルダの固有品種のアルグデル種です。

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今回のスペイン旅行最後のディナーまでしばらく部屋で部屋で休息。


ゲストハウスに、エスペルト夫妻、アントニー夫妻、そしてシャビィ、ホセ・マリア、ラ・ムンチョが集合。日本からのお土産をプレゼント。エスペルト夫妻、アントニー夫妻には日本で初めて書いた『書』を裏打ちしたものと烙印を。

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シャビィには奥様にアバニコ(扇子)を、そしてホセ・マリア、ラ・ムンチョにはぐい呑みをプレゼント。

今回、エスペルトで一番高価なワインとなる『キュヴェ香澄』の書体はじつは私の父親が書きました。そんなこともあり、香澄の書を持ち記念撮影です。

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さて、今回の旅の最後のレストランに向かい出発です。
小さな港町にある、ダミアンさんたちがお薦めのレストラン "Els Pescadors" に連れて行ってくれました。

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この店でも評判というセラー・エスペルトの白ワインで魚介料理を楽しみました。Pescadorsとは漁師という意味で魚介料理が最高に美味しいとのことなのです。

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どうです、美味しそうなお料理でしょ。もう、お腹がパツンパツンに腫れてしまっています。どうすれば元の体型になるのだろう・・・・。


食後、恒例の厨房見学会・笑。
もう、ピカピカにかたづけられていました。さすがです。オーナー・シェフと美味しいエスペルトの白ワインを持って、記念撮影。

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本当に美味しい食事をありがとうございました。セラー・エスペルトの皆さん、そしてレストランの皆さんに感謝。

今回はいつもよりもちょっと長いスペイン旅行でしたがいよいよ明日は帰国です。ゲストハウスに送っていただき、帰国の用意をし、2時過ぎに就寝。

今日も一日とても有意義な日だった。あ~、明日は帰国かぁ~~。。。
 


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