2009年 最後を飾ったワインはフェレール・ボベ2005 [スペイン]
2009年、何本のワインを口にしたのだろうか・・・・・。
2005年のロマネ・コンティ社の水平もやったっけなー。
ラウル・ペレスとその仲間のワインたち、ヒメネス・ランディの素晴らしいガルナッチャも印象深かったしなー。
12/30の夜、シバリタスのワイン・オブ・ザ・イヤー2008に輝いたフェレール・ボベ2005を飲んだがそれはまさにワイン・オブ・ザ・イヤーに恥ずかしくないワインだった。
パワフルなワインができるプリオラートでこんなにもエレガントでバランスの良いワインができるんだと感動した。
エル・ブジのソムリエ、ダビットも『スペインワインも上品な味わいのワインへのはっきりとしたトレンドがある』といっているように今スペインワインは濃厚でパワフルなワインから酸の綺麗なエレガントなワインへの『チェンジ』の時代に入ったのかもしれない。 そんな予感を感じさせてくれるワインがこのフェレール・ボベだった。
2009年の最後を飾るにあまりにも相応しいワインだったで12/31はワインは飲まなかった。
この10年、ワイン生産国で一番進歩したのはスペインだと思っている。そしてこれからももっともっと進歩していくことだろう。 ワインビジネスを本格的に始めたときはブルゴーニュに魅せられたが今のブルゴーニュはやっぱり価格が高価すぎる。 価格に対しての内容の高さを考えるとスペインワインが最高だと思う。
このフェレール・ボベでさえ、一万円はしないのだから・・・・。
さて、これだけ美味しいと独り占めしたくなってしまうけど、昔ある方に『美味しいものは多くの人と分かち合わなければいけない』と言われたことがあるので販売するかぁ・笑。
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