SSブログ

アルフレッド・グラシアン、オリヴィエ・デュプレ氏を囲んで! [ワイン会]

00000001.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

10/9夜、スペインから帰国。
翌日10/10の夕方より、シャンパーニュのこだわりづくしの小規模生産者、アルフレッド・グラシアン社のディレクター、オリヴィエ・デュプレ氏を迎えてのワインメーカーズ・パーティを行いました。

この日はアルフレッド・グラシアン・ファンのお客様もたくさんいらしていて、最初に行ったテイスティングセミナーでは一般消費者の皆様からたくさんの質問が出たことに驚きました。さすがアルフレッド・グラシアン・ファンの皆様ですね。

アルフレッド・グラシアン社はエペルネに拠を置くシャンパンハウスでシェアは全生産量の約0.1%という小規模のつくり手なんです。でもその品質はとても高く評価され、フランス国内のソムリエから高い支持を得、多くのレストランにオンリストされているこだわりのシャンパンなのです。

一番のこだわりはなんと言っても 『樽発酵、樽熟成』、基本となるベースワインを全て樽発酵、樽熟成でつくります。この方法でワインをつくっているのは一部の小さなシャンパンメゾンを除けばここアルフレッド・グラシアン社かシャンパンの帝王と呼ばれるクリュッグ社のみです。

そしてもう一つのこだわりはマロラクティック発酵(乳酸発酵)をしないと言うこと。シャンパーニュでは95%のシャンパンハウスがマロラクティック発酵を行っていると言われます。マロラクティック発酵を行わない場合、リンゴ酸の切れの良い酸味が特徴となり、アルフレッド・グラシアン社のシャンパンは『リンゴ酸の切れ』と『樽によるまろやかさ』の融合により、独特の味わいを醸し出しています。

アルフレッド・グラシアン社は現在、65の優秀な葡萄栽培家と契約を結んでおり、中には百年以上の取引をしているところも少なくありません。ワインは全て葡萄栽培家ごとに別々に樽で管理されていると言いますから驚きです。そして2年に1度は必ず全ての葡萄栽培家とワインを一緒に飲みミーティングを行い、品質向上のため、葡萄栽培家との信頼関係を大切にしているそうです。

北斗の拳じゃありませんが、アルフレッド・グラシアン社のセラー・マスターは一子相伝とのことです。
1906年以来ずっとジェジェ家がセラー・マスターを継承、現在は4代目のニコラ・ジェジェ氏がその重責を勤めています。

そしてこんなこともデュプレさんは教えてくれました。トップ・キュヴェのキュヴェ・パラディはフランス大統領夫人カルラ・ブルーニ・サルコジ女史の愛飲のシャンパンとのこと。あのフランスの有名なジェット機コンコルドの専用シャンパンとして採用されたことも有名な話だそうです。

こんないろいろなお話しを聞きながら4種類のシャンパンをテイスティングしました。とても楽しいひとときでした。個人的にはブリュットとロゼが好きでしたねぇ。やっぱり私、安上がりなのかも・・・。


そしてセミナー終了後、みんなでオリヴィエ・デュプレ氏を囲んでのパーティ。キュヴェ・パラディやヴィンテージ・シャンパンはすぐに終了。25人のお客様と数名の関係者でこの夜だけで40数本のシャンパンが空になりました。

もう、こだわりのシャンパンなんだからもっと味わって飲んでもらはないと困ります。でも、やっぱり美味しいと飲む量って増えちゃいますよねー。

 


nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。