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究極のボジョレー! [ブルゴーニュ]

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--●--  1. マドーヌの逸品、このボジョレーに驚いてください!
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2005年のボジョレー・ヌーヴォーの日本の輸入量ってどれぐらいだかご存じで
すか?

ボジョレー・ヌーヴォーの生産量の1/4
全輸出量の1/2 

という数なんです。
その数は750ml換算で12,870,000本、ケースだと1,072,500ケースという
他のワインとは桁違いの量が日本に輸入されているのです。

そして多くの皆様がそのフルーティな味わいをお飲みになり、楽しんでいられ
ると思っています。

しかし、ボジョレー・ヌーヴォーではない、通常のボジョレーは
このヌーヴォーの数字からは考えられない数のワインしか動いておりません。


それはなぜかと思うにヌーヴォーを背景に知名度的にはかなり有名なこのワイ
ン、『ピンからキリ』までという言葉がありますが、まさにその質はこの言葉
通りの内容になってしまっているからだと思います。

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今回、そんなボジョレーの中で驚くような内容を持つワインが入荷しているの
でご紹介いたします。


〔ドメーヌ・ド・ラ・マドーヌ Domaine de la Madone〕

★『ベスト・ボジョレー・ヌーヴォー』
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(株)ラシーヌ情報ですが
ドメーヌ・ド・ラ・マドーヌの2005ヌーヴォーは
『ウォールストリート・ジャーナル』と
『ワインスペクテーター』で、

アメリカ市場における
《ベスト・ボジョレー・ヌーヴォー》
に選ばれたそうです。

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その、ドメーヌ・ド・ラ・マドーヌの
スペシャル・キュヴェと上級キュヴェが輸入され
日本にやってきました。

 

スペシャル・キュヴェの名は
ボジョレー・ル・ペレオン・キュヴェ・ジャン・バティスト
の2002年、生産量は僅か2000本とのこと。


ワインの裏書きを見てみると
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『祖父の名を冠したこの特別キュヴェのために、
あらゆる伝統的・近代的な醸造技術を駆使しています。
樹齢は50年以上で細心の注意を払って栽培したブドウの
収量は18hl/haです。

完熟したブドウを3週間浸漬しています。
熟成は小樽を用い、50%は新樽を使っています。
ノン・フィルターでビン詰めを行っています』

と、書かれています。

 裏書きには50年以上となっておりますが、このワイン、生産者の
ジャン・ベレールの話ではほとんどのブドウが樹齢百年以上
ガメイから造られるワインとのことです。


このキュヴェ・ジャン・バティストの前身である
キュヴェ・ボワゼの1995年は

あの有名なフランスのワイン評論家のミシェル・ベターヌ氏に
『香りはロマネ・サンヴィヴァン』
とコメントされるほど素晴らしい出来映えのワインでした。


収量はヘクタールあたり、18hl/haと言うから驚きです。
通常のボジョレーの収量は

AOCボージョレー:58hl/ha
AOCボ-ジョレー・ヴィラージュ:57hl/ha
10のクリュ・ボージョレー:56~58 hl/ha

と言われていますから、この18hl/haと言う数字がいかに凄いかと
いうことはおわかりいただけるかと思います。

 

ボジョレー・ヴィラージュの規格のボジョレー・ル・ペレオンは
次のクリュ改正では11番目のクリュになるといわれいます。
クリュ・ボジョレーはサンタムールからモルゴンに続く斜面に広がって
いますが、モルゴンの斜面に続くクリュの南端にル・ペレオンは位置
しているのです。


花崗岩質土壌の南向きの素晴らしい畑から生まれる樹齢の高いガメイ種
からつくられるワインで、

伝統的、近代的な手法を駆使することで、スタンダードのボジョレ
とは全く違うプレミアムワインを造っていおり、飲み手に素晴らしい
楽しみや満足を感じてもらえる、フルボディのワインを造ることを
目標としていますとオーナーのジャン・ベレールはコメントしています。

 

このワインを輸入した(株)ラシーヌの合田泰子さんは
『暗いルビー色。複雑なアロマ、ブラックベリー、スパイシーな花のアロマ。
豊かな味わいとシルキーなタンニン。様々な黒系果実とスパイス。凝縮感が
高く、余韻も非常に長い。』とコメント。


私は『マドーヌのワインの良さはエレガントさとチャーミングさ。
このボジョレーはかなりグラマーなボディですがこのエレガントさと
チャーミングさをしっかり感じさせてくれます。

本当にチャーミングな味わいは飲んでいただければすぐにおわかりに
なるのではないでしょうか。

樹齢の高いブドウから造られているせいか、味わいにも奥行きを感じる
スペシャルなボジョレーでしょう。
尊敬しているおじいさまの名前を付けるのがよくわかります』

と、言ったところですか。  いゃ~、驚くほど美味しいです。


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【お薦めの飲み方】

抜栓後も4日間に渡りテイスティングしましたが、
とてもしっかりしたボディで大きく味わいが崩れることはなく
抜栓直後よりもある程度抜栓時間をとっていただいた方がタンニンの
溶け具合がよくなると思います。

もちろんデキャンティングされてもOKです。


スタートはやや冷やし気味から入ってもよいのかなぁと思います。
で、段々と温度が上がっていくときの変化など楽しんでいただけるかと
思います。ただ余り冷やしすぎるとタンニンのえぐみが少しでますので
お気を付けください。


グラスはピノ・ノワール用の大振りのグラスをお薦めします。


ほとんどが100年の樹齢を超えるガメイ、造りはブルゴーニュの
ピノ・ノワール流の醸造で造られる、マドーヌのプレミアムワイン、
ボジョレーのイメージをきっと素晴らしいものに変えてくれるものだと
思います。

ぜひ、お楽しみください。


ボジョレー・ル・ペレオン・キュヴェ・ジャン・バティスト2002
販売価格(本店会員価格2,600円外税)(モール店価格2,800円外税)

 


そして、上級キュヴェの
ボジョレー・ル・ペレオン・フット・デ・シェーヌ2003
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ワォッ!
英国の有名ワイン専門誌デカンターの "world wine awards" で
見事ブロンズメダルを獲得しました。


ドメーヌ・ド・ラ・マドーヌのジャン・バブティストに続く
キュヴェであるフット・デ・シェーヌ。

こちらも真南の斜面に位置する畑で樹齢50年以上のガメイが
植えられていて、収量35hl/haの葡萄からワインはつくられます。

この収量だって、通常の収量から見れば驚きですよね。
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マドーヌ最上の葡萄を厳選し、やはりブルゴーニュのピノ・ノワール流
の醸造で造られます。25%新樽使用率の樽熟成。

ボジョレーとしてはどちらも本当に贅沢な造りをしています。


★.百年に一度のヴィンテージと言われる2003年
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ドメーヌ・ド・ラ・マドーヌ&ル・ペレオンのポテンシャルの高さを伺うには
もってこいの1本。2003年は非常猛暑な年でパワフルなワインが生まれました。
まさに『パワフル&チャーミングなワイン』
と言う言葉が本当に当てはまる赤ワインではないでしょうか。


(株)ラシーヌの合田泰子さんは
『美しいダーク・ルビー色。奥行きのあるファースト・ノーズ。
複雑なアロマ、ブラックベリー、スパイシーなアロマ。
ほんのりとトースト香もある。豊かな味わいとシルキーなタンニン。
様々な赤系果実とスパイス』とコメントされています。

私はとにかくチャーミングと言う言葉がぴったりなワインだと思います。
このワインも4日間に渡りテイスティングしてきましたが、こちらは
抜栓直後からフルーティー&エレガントを感じ、上質のボジョレーらしい
ボジョレーを感じました。

しかし、こちらも全然へたれないところをみると
かなりしっかりした葡萄からつくられていることが
よくわかります。


【お薦めの飲み方】
こちらはそんなに大振りなグラスではなくても十分楽しめます。
温度は通常の赤ワインをお飲みになっている温度よりも少し低い
温度でもお楽しみになれます。私はやや冷やし気味が好きです。

抜栓時間は余り意識しなくてもよく、飲み残しても翌日、翌々日でも
十分楽しむことが出来ます。

第一印象はきっと『なんてチャーミングなワインなんだろう』だと、
思いますが、飲んでゆくに従ってその美味しさもしっかり感じ取れる
そんなワインだと思います。


ボジョレー・ル・ペレオン・キュヴェ・フュ・デ・シェーヌ2003
販売価格(本店会員価格1,800円外税)(モール店価格1,980円外税)

 

★ワインのコメント募集中!
http://blog.so-net.ne.jp/wizumiya/2006-01-06
アルタ・ヴィスタ・ダブル・マグナム プレゼント

★ワイン会のお知らせ
ソムリエ協会理事の青木冨美子さん主催のワイン会
詳しくは
http://blog.so-net.ne.jp/non-solo-vino/2006-01-06
『べージュ東京』総支配人のる渋谷康弘氏が特別ゲスト


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コメント 3

ふむふむ、べんきょうになりますー
そういえば、アメリカではボジョレー・ヌーヴォーはさほど見かけなかったような気がします・・ あ、ことしもよろしくお願いしまーす♪
by (2006-01-11 07:31) 

ラムねーさん

2002・・・これ、買い!かな?
まだ在庫があるうちに、ほかに買うものも物色しましょう。

ガメイは所詮ガメイ・・・と思ってる私の意識が、覆りそうですね。
イチゴシロップじゃなくて、大ぶりのグラスでいただくガメイにワクワクしちゃう!!!!
by ラムねーさん (2006-01-11 21:24) 

ワイナリー和泉屋

★nicewine さん
こんにちは、ボジョレーとかシャブリとか人気のあるワインはその名前さえついていれば売れるということもあり、その品質はまさにピン・キリです。
そういうことにより、扱いも段々と減ってしまっているのが現状のように感じます。このボジョレー、恐るべしです。

★ラムねーさん
特にボジョレー・ル・ペレオン・キュヴェ・ジャン・バティスト2002はたまげると思います、ピノとも普通のガメイとも違う一種独特のワインです。イチゴシロップだなんていわせません・笑。
ボジョレー・ル・ペレオン・キュヴェ・フュ・デ・シェーヌ2003はボジョレーらしさもしっかり残したチャーミングな仕上がりのワイン。でも味わい豊かで多くの皆様が素直に美味しいとコメントしてくれるワインだと思います。
by ワイナリー和泉屋 (2006-01-12 14:07) 

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