みなこうなら、絶対に飲まれる! [ブランデー]
"Brandy"
ブランデー、私が若い頃はやっぱり一番の高級酒といえば
ブランデーでした。しかも、ナポレオン(笑)。
海外旅行のお土産といえば必ずと言ってよいほどブランデー
を皆さんは買っていたように覚えています。
ブランデーとは本来はブドウを発酵、蒸留した酒につけられた
名前ですが、最近では他の果実を発酵、蒸留させたものにも
使われるようになっています。
歴史的に見るならば、本来の葡萄を原料としたブランデーが
フランス南西部のアルマニャック、コニャック地方でつくら
れるようになり、17世紀後半から商業化されたと言われます。
ブランデーの名称は『ワインを焼いたもの』という意味の
ヴァン・ブリュレ(Vin brule)と称したことに由来され、
それをこの地にやってきたオランダ人の貿易商がオランダ
語に直訳し、ブランデウェインと称し、イギリスに輸出し、
イギリス人がこの語を縮めてブランデーになったと言われ
ます。
なんか私だけが感じるのかは知りませんが、最近のブランデー、
特にコニャック、アルマニャックの味が昔と比べると美味しく
なくなった気がします。まぁ、錯覚かもしれませんが。
でも、輸入元のアルカンに表に出ない在庫としてあった、この
二つの70年代のアルマニャックを飲むとやっぱり美味しいと
感じるんですよね。 それもすご~く!
アルマニャックで最上のバ・アルマニャックのヴィンテージ
ものなんですけど、こういうブランデーなら最後の〆の1杯に
とっても、とってもウエルカムなんですけどね。
シャンパンのルイ・ロデレール社傘下の ドメーヌ・ド・ムー
シャックが蒸留したアルマニャック・ブランデー、たまには
ゆっくりとブランデーを楽しむのも最高かもしれませんね。
ぜったいにお薦めのアルマニャックです。
その香りと味わいにとろけますよ。
フランスでもお宝と言われるブランデー。
フランスでも14~20万円ぐらいで販売されている
A.E.ドール・Vieille Reserve No.9。
間違いなく究極のブランデーのひとつでしょう。
ヴィンテージ並びに品質両面で稀少・別格であり、DENI-EUL氏
自らの厳選によるこのリザーブのストックは、僅か数個の大瓶
に限定されております。
と申しますのは、ガラス製大瓶に移しかえられる前に、50年間
以上もの間オーク樽内で熟成されたからです。従って、40%の
アルコール分は長期熟成と自然蒸発とに由来するものです。
このきわめて古い(1914年産)Vieille Reserve No.9は、前世紀
の『 Prestigious Vintages 』シリーズと並び、ドール社の
『天国』の一部を成しており、ドール社が誇りを持ってお薦め
する最高のコニャックの一つです。
上の写真のように貯蔵・熟成されています。すごいでしょ。
リンゴからつくるブランデー、カルヴァドス。
このブランデーも風味満点で美味しいですよね。
ブルイユ社はペイ・ドージュ地区のブルイユ村にシャトーを
所有し、そこでこのカルヴァドスをつくっている。ペイ・
ドージュ地区およびその周辺の農家から直接買い入れたリンゴ
の果汁を自然発酵させ、単式蒸留器で蒸留。
リムーザンかトロンセ産のオーク樽で熟成させますが初期段階
では新樽、のちに古樽に移します。
オリジナル・サイン入り・シャトー・ド・ブルイユ・14年・カスクストレングス・700ml-52.3%
オリジナル・サイン入り・シャトー・ド・ブルイユ・ミレジム・1992年・700ml・41%
オリジナル・サイン入り・シャトー・ド・ブルイユ・レゼルヴ・ド・ラ・シャトレーン・8年・700ml・40%
シャトー・ド・ブルイユ・ダブル・マチュレーション・14年・700ml・41%
どれもお薦めの逸品です。
そしてもう一つ。
リンゴの実がボトルに入っているカルヴァドス。どうやって入れるかわかりますか?
今日は素晴らしいブランデーを紹介させてもらいました。
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