SSブログ

とりあえず、"マンサニーリャ"! [スペイン]

『とりあえず、ビール!』

ではなく、『とりあえず、泡!』の私です。


でも、5回に1度は 『マンサニーリャ!』を頼みます。

 


数年前の夏に、今年のソムリエの世界大会に出場した六本木の
マクシヴァンのオーナー・ソムリエの佐藤陽一さんにのところに
行った時に最初の1杯に薦められたのがシャンパンではなく、
このマンサニーリャでした。


あまりシェリーが得意でない私はちょっと躊躇したのですが、
飲んでみたら美味しいので驚きました。


『ビール』ってお腹の中にたまるので、飲んでも1杯の私はこの
ドライなキレのあるシェリーが好きになり、夏の間には必ず
数回は飲むようになりました。

なぜか不思議なんですが、
マンサニーリャは本当にどんな食べ物にも合ってしまうのです。

 

2002年のワイン専門誌、ヴィノテークで、『続・シャルドネが消え
た夏』と題してマンサニーリャが紹介されていました。


『シャルドネが消えた夏』、何となくわかります、このフレーズ。
マンサニーリャって確かに、くせになります。


マンサニーリャはシェリーの一種でシェリーの産地のひとつ
サンルーカル・デ・バラメダでつくられるシェリーなのです。

ぜひ、海老を焼いたものや川海老の唐揚げのような塩気の
ある食べ物と一緒に食べてみてください。


マンサニーリャはミネラル風味があって、溌剌としたキレの
よい辛口。このミネラルさはちょっと塩気にも感じられ、白身、
貝、イカなどのお刺身なんかにもよくあいます。


暑い夏、スキッとしたいみなさまは、ぜひお試しあれ!

 


今回、美味しいマンサニーリャが入荷してきました。


──────────────────────────
《エレデーロス・デ・アルグエソ HERDEROS DE ARGUESO》
──────────────────────────

設立は日本はまだ江戸時代の1822年という歴史のある家族
経営の
ボデガ。現存するソレラは180年以上も前から続いています。


現在、サンルーカル・デ・バラメダの中心街に3つのボデガを
所有。約50haの葡萄園はマンサニーリャの世界のオーソドックス
で伝統に忠実な、かつ重要なボデガを受け継ぐべき遺産となって
います。

最近のスペインワイン雑誌、VINO DE ESPANA誌において、
このアルグエソ社の全てのマンサニーリャが賞を受賞すると
いう、品質に定評のあるボデガなのです。


今回2つの美味しいマンサリーニャが入荷してきました。

 

〔サン・レオン・マンサリーニャ SAN LEON MANZANILLA〕

 

最低7年間のソレラシステムで熟成。
輝くような淡黄色、繊細でありながら刺激的な香りを持って
います。

辛口で、口に含むとほのかに塩気が感じられる複雑な味わい
となっています。アフターも非常に長く、余韻も楽しめます。

多くのワインジャーナリスト、専門家、ワイン関連書籍で、
『これぞシェリー!』と絶賛されているマンサリーニャです。

このサン・レオンは創業者の名前を冠した逸品です。


〔ラス・メダージャス・マンサリーニャ LAS MEDALLAS MANZANILLA〕

 

最低5年間のソレラシステムで熟成。
よく澄んだ淡黄褐色。洗練された清涼感あふれる花のようなエレ
ガントなアロマと、海のブーケを漂わせます。長年の熟成から
かすかに海藻のヨードを思わせる深い味わいのアフターテイストに
独特の心地よいほろ苦さを感じます。

古くからあるブランドで、100年近く前から様々な賞を受賞していて
ラス・メダージャス(=メダル)の名が付けられています。

 

キンキンに冷やしたマンサリーニャをぜひ海老料理と合わせて楽
しんでください。


もしかしたら、『ビールが消えた夏』になるかもしれませんよ。

 


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。