ウルトレイア・サン・ジャック2008 ラウル・ペレス [スペイン]
《祝 ウルトレイア・サン・ジャック2008 到着!》
2007年、11月に行った "IBERWINE" で実家のカステロ・ベントーサを出てしまったラウル・ペレスに偶然に再会。
新たなるボデガを興したからぜひテイスティングしてくれと声をかけてくれたので彼のいるブースに行き、そこで初めて飲んだのが『ウルトレイア・サン・ジャック2006』だった。
一緒にまわっていたスペインワインのエキスパートでワイン商の畠盛氏と初めて飲んだウルトレイア・サン・ジャック2006は非常に美味しく、かなり高いワインだろうなぁと思った。
ラウルに『日本に輸出しているの?』と聞くと『日本にはまだ輸出していないよ』とのこと。『ラウル、僕に日本で売らせてよ』とお願いすると『新井なら喜んで』と言ってくれ、ラウル・ペレスのワインを取引できる事になりました。
翌年、ロバート・パーカー氏が主宰するザ・ワイン・アドヴォケイトのスペインワイン特集でテイスターのジェイ・ミラー氏はラウル・ペレスのワインたちにとんでもないポイントをつけました。
★ウルトレイア・バルトゥイエ2005(98+P)
★ウルトレイア・サン・ジャック2006(93P)
★ア・トラベ・ティント2005(97P)
☆ア・トラベ・ブランコ2005(93P)
★エル・ペカド2005(98P)
☆スケッチ2006(93P)
ちょっとこのポイントには私も驚きましたが、それぐらいラウル・ペレスのワインは高い評価をされてもおかしくないとは思っていますが。
日本に到着した最初のワインはウルトレイア・バルトゥイエ2005、ウルトレイア・サン・ジャック2006、エル・ペカド2004、スケッチ2006でした。
はい、ウルトレイア・サン・ジャック2006以外はどれも100本以下の割り当て(でもこれでも凄い数なのです)で、入荷後あっという間に完売になってしまいました。
その後、2008年5月、2008年11月にラウルを訪ねスペインへ、そして今年の4月に11月にラウルが紹介してくれたみんながともに来日、とても楽しい時間を過ごしました。
ウルトレイア・サン・ジャック2007は2006年と比べ格段の進歩をしていました。私的には98+をとったウルトレイア・バルトゥイエ2005にかなり近づいている感じすらしました。
今回、ウルトレイア・サン・ジャック2007は約1,000本割り当ててもらいましたが3ヶ月で完売、今月待ちに待った2008年ヴィンテージが日本に到着しました。2007年が思った以上に早く売れてしまい、2008年はとりあえず400本の入荷。
2007年はシラーをとてもエレガントにしたようなニュアンス。今回入荷した2008年はよりエレガントな味わいでピノ・ノワールの様な繊細さが綺麗なワインとなりました。
ラウル・ペレスは常日頃『綺麗でエレガントなワインをつくりたい』といっているので2008年はよりラウルの理想に近づいたのかなぁと感じました。
ラウルが手掛けているワインはどれも本当に素晴らしい。
この5月にスペインに行き、フェナビンというスペイン最大の見本市に行きましたが、そこでラウルがセミナーの講師をしていましたが、もちろん満員御礼、スペインでのラウル・ペレスのポジションがしっかりわかりました。
『スーパー・スター』という指定席が・・・・。
こんにちわ。
ピノ・ノワールのような気品ある「ピウルトレイア・サン・ジャック2008」、とても気になります。
お幾らくらいするのでしょう?
by mouse1948 (2009-06-01 16:49)
おめでとうございます、新井さん!あぁ、これ、是非今度飲んでみたいです。まだまだラウルのワイン、飲んでいないのありますが、彼のワインを飲むと他の同価格のもの飲めなくなってしまう感覚、とてもわかります。。。私の好きなワインのスタイルにドぴったりハマっていますし!新井さんとラウルの熱い友情があるからこその日本上陸、ステキです!応援しています!
by yuko (2009-06-03 18:10)