2011年5月3日 スペイン旅行 [スペイン]
朝食後、ロドリゴが迎えに来てくれました。
最初は昨年もお邪魔したロドリゴとラウルがその管理を任された古樹のアルバリーニョと古樹のカイーニョが植えられたおばあちゃまが所有する畑へ。
本当にいつ見ても凄い葡萄ですよね。
このような樹はロドリゴのところか、ロドリゴの叔父ヘラルド・メンデスぐらいしかないと聞きます。
なぜ? ロドリゴの ボデガス・フォルハス・デル・サルネス がこんなにも美味しいワインができるのかこの畑を見ているだけでわかります。
もっと良いもの、もっと良いものを造りたいという信念、本当に造り手たちからは元気をもらえます。ロドリゴは熟成の効くアルバリーニョを造ることに情熱を燃やしています。写真はこの古樹の畑をもつおばあちゃまのワインでもう30年以上たつが素晴らしいワインだとロドリゴは話していました。
畑見学終了後、船に乗りムール貝の養殖イカダを見にロドリゴに連れて行ってもらいました。ロドリゴはこのイカダを造る会社の社長でもあるのです。
船長はロドリゴ・ジュニア・笑。
そしてムール貝の養殖イカダに到着。
そして初生ムール貝。とれたてならではの味わいとのこと。海水のしょっぱさがまた美味しい。ワインはめちゃめちゃ贅沢に、ゴリアルド・ア・テレイア2008を!
このワインはラウル・ペレスの名を伝説にした スケッチ と中身を同じにするワインです。
楽しかったぁ~、こんなプランを立ててくれたロドリゴとその仲間の皆様に心から感謝です。でもこのゴリアルド・ア・テレイア2008、驚きの味わいです。さすがスケッチと中身を同じにするワインですね。
昼食は昨年連れて行ってもらいその美味しさに大喜びした "d'Berto" にまた連れて行ってもらいました。
ここの料理、本当に美味しいのです。
ここでもロドリゴのワインを美味しい料理と共に楽しみました。
その後、いったんホテルにもどり休憩。夜はロドリゴ家で食事とのこと、こんなうれしいことはありませんよね。ロドリゴ家に行く前に新たに造っている畑を見学、ここではカイーニョ、ロウレイロ、エスパデイロという黒葡萄を主に栽培しています。
絶滅危惧品種にまでなってしまった黒葡萄の復活に命をかけています。ロドリゴのその情熱には頭が下がります。
そして私のリクエストでスケッチが造られる畑に。
ロドリゴのワインがこんなにも美味しいのはきっとロドリゴの情熱がいっぱい入っているからだろうなぁと感じました。ワイン造りって本当に凄いなぁとますます思っちゃいました。
そしてボデガへ。
本当に小さなボデガですがここからアルバリーニョやカイーニョの逸品が生まれるのです。今回改めて感じたのですがロドリゴって年々さらに素晴らしいワインを造っているのです。
今回、ロドリゴが私のために素晴らしい白ワインを造ってくれているのです、うれしい~。そのワインはまだ秘密です・笑。
ロドリゴ・ハウスに到着。
部屋に入るとすぐにワインセラーとなっている部屋に連れて行かれ、治彦が飲みたいワインを選べと。ウルトレイア・デ・バルトゥイエ2008、ロドリゴが米国に向け造ったヴィゴなどを選ぶとロドリゴが見たことのないワインを、ラ・テンタシオンという名のワインでラウルが造ったピノ・ノワールでした。そしてロドリゴが箱の中から出したのがア・トラベ2005、最後の1本だけど治彦、一緒に飲もうと、その優しさに涙が出ちゃいそうになりました。
テーブルにはたくさんの美味しいおつまみが。
ロドリゴの新たなる葡萄畑の横にある小さな野菜畑に植えられていたレタスのサラダ、味わい豊かで美味しい~。
そしてロドリゴの奥様アリさんが造ってくれたお肉料理、最高に美味しかったぁ~。
ワインも全部で写真のワイン+2本の計16本。どのワインも本当に素晴らしいワインばかりでしたが、その中でも特に驚いたのがゴリアルドのカイーニョとロドリゴが造ったピノ・ノワール。この2本はあまりの素晴らしさに心の底から驚きました。
楽しい宴で時間はあっという間に過ぎてしまいます。
ロドリゴの優しさ、本当にうれしくてうれしくてしょうがありません。
うん、最高の一日だった。
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