2011年5月4日 スペイン旅行 [スペイン]
今日はペドロが迎えに来てくれD.O.ビエルソにラウル・ペレスを訪問。ラウル・ペレスのところには米国のディストリビューターの オーレ・インポーツ の研修ツアーが来ていてしばらく合流させてもらい、まずは畑の見学に。
先頭にいるのが二人の経営者の一人、パトリック・マテ氏。
畑をいくつかまわり、みんなでボデガに向かいました。
ボデガではラウル・ペレスのレクチャーを聞きながらのワインテイスティング、最初のワインはなんとリースリングたって、ちょっと吃驚!
参加者はワインショップやレストランのスタッフとのこと。
いろいろなラウル・ペレスのワインを飲んだ後、皆で昼食、なぜかそこにも参加させてもらっちゃいました。
パエリアや肉料理を食べながらご覧のようにたくさんのワインを飲みました。素晴らしいワインばかりで、みなさん大騒ぎでした。
参加者のワインショップ・スタッフに聞いたのですが、ラウル・ペレスのワインは全て割り当てで本当に少量しか入らないと嘆いていました。
社長のパトリック・マテ氏に『ラウル・ペレスのワインはどれぐらいで完売になるのか』と聞いたところ『1日で完売してしまう。というか、入荷数は全て割り当てで売り先は決まっている』と話してくれました。もちろん日本の割り当てより断然米国の方が多いです。
超レアなピノ・ノワールも『今回、特別に24本入荷するけど、希望者はいますか?』と聞いたところ全員が両手を挙げていました・笑。本当に熱狂的なラウル・ファンは米国にはたくさんいるとのことでした。
もう一人の経営者アルベート・オルテ氏にもいろいろな話を聞いたのですが、毎月だいたい40フィートのコンテナをスペインから12本輸入すると言っていました。スペインワインは今最高にコストパフォーマンスの高いワインでこれからも市場はとても大きくなるだろうと話していました。
オーレ・インポーツは "キンタ・ダ・ムラデッラ" と "ボデガス・フォルハ・デ・サルネス" も扱っており、こちらもラウル・ペレスのワインには及ばないがこちらも大変人気のあるボデガですぐに売り切れてしまうと言っていました。
米国のみなさんがお帰りになったあと、ボデガス・テンペスタのヌエリア、ボデガス・エステファニアのエバなどとラウルを囲み、さらにワインを!
そして、ラウルと共に今晩のホテル、パラドールに向かい出発。途中、ラウル・ペレスの新しい自宅に行き、今晩飲むワインを調達。僕の父親がラウルが来日したときにプレゼントした色紙が飾られていました。うれしい。
ラウル・ペレスの家には本当にたくさんのワインがあり驚きました。
選んだワインはメオ・カミュゼのクロ・ヴジョ1999。この素晴らしいワインはスペインワインと飲み比べるとどんな味わいなんだろうと興味津々です。
パラドールの部屋はこんな感じです。
荷物を置き、すぐにラウルとペドロとホテル下にあるレストラン、オ・グレロへ。
外観は単なるバルだと思ったら中はとても素敵なレストランでした。まずはシャンパン好きのラウルが選んだシャンパンで乾杯。
そしてポルトガルの "キンタ・ド・ドラド" のマルシアルがつくるシェリーのオロロソのようなお酒でその名前はドロロソ・笑。はい、飲み応えのあるワインです。
まずはアデガス・ギマロの ギマロ・バリック B2M をメンシアから造る逸品。さすがに美味しい。つぎはラウルが選んだメオ・カミュゼのクロ・ヴジョ1999を。
想像していたものとはちょっと?というワインでした。
これ、今買ったらいくらぐらいするのだろう・・・・。
でも、あまり誰も手を出さないんですよねー、私もスペインワインの方ばかり飲んでいました。
本当に忙しいラウル・ペレス、久しぶりにゆっくりできました。ラウルから8月に日本に行こうかとうれしい提案、今から本当に楽しみです。
楽しい時間ももう夜中の2時、レストランにも悪いのでここで終了。帰り、ワインセラーを除かせてもらったらアデガス・ギマロのワインがありました。さすがですね。
今日も最高の一日でした。
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