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2008年秋・冬 スペインへの旅  12/02 [スペイン]

2008年12月2日(火)

今日は比較的近くのボデガに行くのでゆっくり、のんびりの朝。10時まで寝て、のんびりシャワーを浴び、荷物の整理。11時にラウルが迎えに来てくれ、 Mentridaの "Bodegas Jimenes Landi" に向かい出発しました。

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オーナーは不在で、支配人の "Jose Benavides Jimenez-Landi" 氏とご対面。とてもカッコの良い方でした。※ラウルと話をするJose Benavidesさん

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ワイナリーや熟成庫の中を見学。 いろいろな道具やアンフォラもありました。

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ここでラウル・ペレスはガルナッチャからつくる "EL REVENTON(爆発)" という名のワインを造っています。樽からの試飲でしたがかなり期待のできそうなワインでした。こちらも瓶詰め後、東京にサンプルを送ってくれるとのこと。楽しみ、楽しみ。

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いろいろなワインをテイスティングさせていただきました。本当にありがとうございました。

その後、予定にはなかったのですが、ラウルが『将来、絶対に有名なエノロゴになる』とお墨付きの "MARC ISART PINOS" さんとのコラボレーションによる "BERNABELEVA" を見学に。ここのワインはなんと明日会うギア・ペニンの方にも紹介してもらえるワイン。

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樽から注いでいる白ワインはアルビーリョ・レアルという超レア葡萄から造られるワイン。柑橘系を感じさせる美味しいワインでした。きっと購入します・笑。赤はガルナッチャをベースにしたワインを造ります。
ここでもいろいろな畑のワインなどをテイスティングさせていただきとても勉強になりました。

場所をセゴビアに移動しセゴビアの有名店 "Maracaibo" ここのオーナー、 "Oscar Hernando" 氏はシェフとソムリエもこなすことで有名な人物。 "BERNABELEVA" の出資者の一人でもあるそうです。車から連絡してあったみたいで店の前ですてきな笑顔で出迎えていただきました。

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ラウルが選んだワインは "Vina Sastre" の "PESUS" 、リベラ・デル・ドゥエロの超高級ワインの一つ。 "Oscar Hernando" 氏も『私はこのワインがリベラ・デル・ドゥエロNo.1だと思っている』とコメントしていました。蔵出値が200ユーロ弱と言うからめちゃめちゃ高いワインです。

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そして美味しいお料理。キノコのお料理とセゴビア地方の名物料理 "Cochinillo(子豚の丸焼き)"が特に美味しかった。

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しっかり食べ、しっかり飲んでるのに風邪が治らないよぉー。。。。。
食べて、飲んで、大満足し、セゴビアのボデガ "Bodegas Zarraguilla" に向け出発、"Oscar Hernando"さん、本当に楽しい時間をありがとうございました。

途中、ディズニーのシンデレラ城のモデルになったと言われるお城を見学。

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そして、"Bodegas Zarraguilla" に到着。やっぱり小さなボデガでした。部屋の中には昔使っていたワイン造りの道具が飾られています。

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オーナーの "Venancio M. Andres Cristobal" さんからいろいろと説明を受けました。ここでもラウル・ペレスはワインをリリースするそうです。お忙しそうだったので早めの退散です。

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帰り道、"Bodegas Zarraguilla" が所有する畑を見ましたがやっぱり斜面で樹齢の非常に古そうな樹たちでした。畑はかなり石がたくさんある畑でした。優秀なつくり手は必ず言うのが『素晴らしい葡萄があれば素晴らしいワインは8割方できたと同じ』と。ここの葡萄も素晴らしそうですね。

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畑をしっかり見た後、今晩の宿泊地、カスティーリャ・イ・レオンの州都バジャドリッドに向かいます。この頃、かなり風邪が悪化、本当にまいった。

話は変わりますが、実はラウルのワインを一番売っているのはアメリカなのです。そこでラウルに『アメリカ経済の悪化でラウルのワインは何か影響ある?』と聞いたのですが、『今の5倍欲しいと言われているから何にも影響は感じない』と答えてくれました。本当にすごいや。あるワインジャーナリストがラウルのワインは素晴らしいが問題がある。課その問題は生産量の少なさだと言っていますが、まさにそうなのですね。

今晩泊まるホテルは "Hotel Mozart" 、こんな名前をつけちゃっていいのだろうか・・・・。ここで、ラウルとはお別れです。私の友人との約束を覚えていてくれ、約束のラウルのサッカーチームのユニホームを預かりました。ラウル&ラウル・ファミリーの面々は来年4月に日本に遊びに来てくれるとのこと今からとても待ち遠し~いです。ラウル、3日間本当にありがとね、おかげさまですごく楽しかった。そしてラウルのすごさ、素晴らしさを実感しました。日本でのラウルのワインの販売がんばるからね。

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1時間ほど部屋で休み、ホテル小ホールにてワイン会社 "Cia Exportadora de Vinos" の "Luisu"さん、"Ana"さんのお二人と低価格ワインのテイスティング及び打ち合わせをしました。蔵出価格0.6ユーロなんてワインもあるのです。今日の相場で換算すると74円、ちょっとびっくりです。まぁ、日本に輸入されると輸送費、保険、税金、手続手数料などで結構かかってしまいますけどね。でもさすがに0.6ユーロのものは買いませんでしたが・・・・・笑。
 
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打ち合わせ終了後、ホテルのラウンジで、この夏も世話になったカスティーリャ・イ・レオン州政府のサラさんとリベラ・デル・ドゥエロの "Bodega San Gabriel" の "Antonio de las Pozas" 氏と待ち合わせ、カーニャを! その後、バジャドリッドの街にくり出しバルでテイスティング&会食。テイスティングは6アイテム。

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この頃には風邪が最悪、本当に申し訳なかったのですがもう1軒誘われたのですがお先に失礼させてもらいました。ホテルのそばまでサラがおくってくれました。バジャドリッドの街はとても寒かった。部屋に戻り、薬を飲み速攻で寝ました。

スペイン4日目、今日出会えた皆様に感謝!


 

 

 


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