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天才醸造家ラウル・ペレスと共に、楽しかった6日間  その2 [出来事]

7月7日・月曜日 七夕
ラウルたちを迎えに12時にサンシャインプリンスのホームに。
エバは元気に現れたのですが、ラウルは時差ボケと昨日の深酒でギブアップしているとのこと。もう少し寝るというので、エバと畠盛さんと3人でサンシャインの中にあるマッサージに行こうと言うことになり出発。

行ってみると平日なのに予約でいっぱいとのこと。う~ん残念。そんなわけで昨晩エバからリクエストされたゼリー・フィッシュ(クラゲ)を見にサンシャイン水族館に。

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のんびりと魚たちを見て、クラゲを見てそしてアシカショーを見て楽しみました。そして昼ご飯はお蕎麦をエバに食べてもらうことに決定。

サンシャインの中のお蕎麦屋さんで天麩羅付きせいろを食べました。その後、ラウルをチェックしに行きましたがまだダウン中(笑)、しかたがないのでまた3人で今度は文京区本駒込の庭園、 六義園 を見に行きました。車をおいて入り口に行くとエバが早速七夕の短冊を書いていました。

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一時間以上庭園を見て、再度、サンシャインプリンスホテルに戻ると、ラウルは今日は部屋でゆっくりすると言うことになり、エバともバイバイし、私は帰宅。

夜はパリでモデルをされていた、沢樹 舞さん とエスペルトで食事。楽しいひとときでした。沢樹さんとはこれで2度目の食事、本当に素敵な方ですね。ラウルと一緒に飲もうと思っていたのでとても残念でした。ロリガン を飲み、ウルトレイア・サン・ジャック2006 を飲みました。この2本、舞さんに絶賛されました。ラウルもきていれば大喜びしただろうなぁ。

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明日は12時にラウルたちをピックアップし、ホテル・オークラのさざんかへ。

 


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天才醸造家ラウル・ペレスと共に、楽しかった6日間  その1 [出来事]

7月6日の日曜、5月のスペイン旅行での時にとても世話になったビエルソのラウル・ペレスが来日、成田空港まで迎えに行きました。

洞爺湖サミットでいたるところで警備が厳しいのかなと思い、早めに家を出たら、高速もガラガラ、最後の成田空港の入り口だけの検問で済み、1時間半前に着いてしまったのでちょっと成田山まで遊びに行きました。

成田山に着いてみるとなにやら賑やかなお祭りが行われていました。『成田祇園祭』という成田山の一大イベントのひとつだそうです。

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しばらく見た後、再度、成田空港に。


定時よりも少し早く成田に到着、到着ロビーにてラウルと再会。そして一緒に来日したデザイナーのエバとご挨拶。せっかくなので『成田祇園祭』を見せてあげたくなり、再度、成田山に。

私も初めてこの祭りを知り、見たのですが、山車が凄いのです。なかなかこんなシーンを見ることがないのでラウルもエバも驚いていました。

その山車を前に、記念撮影。

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しばらく成田山にいて、そしてホテルに。私がピック・アップしやすいので、今回は池袋のサンシャイン・プリンス・ホテルに宿泊してもらいました。

夕方ホテルに到着後、チェック・インをし、夜7時半にロビーで待ち合わせ。

一度、車を置きに帰り、再度池袋に。スペインワインのネゴシアンの畠盛さんと7時半までちょっとビールを。

七時半過ぎにラウルたちと合流、赤坂に食事に行きました。お店は友人に紹介してもらった赤坂の豚肉料理の店、とんとことんプラス


まずは生ビール。その後、料理を食べながらラウルのリクエストの日本のワインを。
1本目はシャトー・メルシャンの甲州グリ・ド・グリ2007。そして2本目はやはりシャトー・メルシャンの長野メルロー2006

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※今年36歳のラウル。やっぱり可愛い顔してますね。

ラウルはしっかりつくられているワインだとコメント。どんなところでつくられているのかとても興味を持ったらしくぜひ見てみたいとリクエストがあり山梨行きが決定しました。

しばらく飲み、場所を変え、赤坂のスタンディングバー、  へ。1杯500円、1皿500円と言う店ですが、5人で2万円以上をちょっと食べ、飲んだのでかなりの杯数になっているかも・・・・・。


それからエバのリクエストで赤坂見附のそばのカラオケボックスに。まさにスペインパワー全開です。

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三時過ぎまでのんでいたような。そしてタクシーでホテルに送り、帰宅。
明日は12時に待ち合わせ。


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ふぅ~、難しいなぁ。ワインのお陰でたすかりました・・・・・とほほ [出来事]


6月13日の金曜日、スペインワインについて話しをして欲しいと頼まれ、何回もお断りをしたのですが、スタッフにも言われ、渋々話しをすることに同意しました。本当に、私、話し下手なのです。

当日、やっぱり上手く話せません、ヘタッピですねぇ。困ったものです。でも、ワインは素晴らしいものばかりをセレクトしましたので参加くださった皆様はワインに免じて許してくださったようです。

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当日飲んだワイン

○トリスケル・OVO 2005  ビニャ・テイロス・トレス
●ウルトレイア サン・ジャック2006 ラウル・ペレス
●コラル・デ・カンパナス2006  キンタ・デ・ラ・キエトゥー
○ナイア2006  ボデガス・ナイア・ビニャ・シラ
●ルデレス・セレクシオン2004  ティエラ・エル・ギハラル
●ヴィーニャ・アルビナ グラン・レゼルバ1978  ボデガス・リオハナス
●テレス・ネグレス2004 セラー・エスペルト
●カリニャーナ・ドルセ “キュヴェ・香澄” 2005 セラー・エスペルト

の8アイテム。ワインの美味しさには皆様きっと驚かれ、スペインワインの素晴らしさもしっかりと感じ取っていただけたのではと思っております。

本当にワインに助けられた一日でした。

 

もう、講師のオファー、来ることはないと思いますが来ても絶対に受けないぞと心に決めました。

 


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スペイン旅行(5月18日~29日) その11 [出来事]


5月28日(水)

朝8時起床。9時にホセ・マリアが朝食を食べに行こうと迎えに来てくれ、5人で食べに行きました。今回の旅行でこれが最後の食事です。Vilajuigaの町の "El Cau" と言うお店に来ました。パン・コン・トマテと生ハム&ソーセージ、美味しかったです。

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ゲストハウスに戻り、帰り支度。ダミアン・エスペルトが自らバルセロナ空港まで送ってくれることに、本当にうれしい。10時半にみんなとお別れをし、セラー・エスペルトを出発。途中、フィゲラスの街でダミアンの本業の会社を見学。灌漑事業や畑作りを行ったり、また農耕機具の販売など農業関係の仕事をメインしているそうです。今度、ブラジルでバイオ・エタノールの仕事をすると話していました。ブラジルに6,000ヘクタールの土地を購入したそうです。

ワイン事業はほとんどシャビィ社長と娘のアナに任せているそうです。ダミアンの会社、"SAIGA"をパチリ。"SAIGA"で儲けて "ESPELT" で損をしているんだと言っていました。ただ、ワインはとても素敵なビジネスで人を幸せにするから好きな仕事だと笑っていました。

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そして、バルセロナ空港に向かい出発。楽しい時間はすぐに過ぎてしまいますね。バルセロナ空港に到着。初めてお会いした時に『ハルヒコはもうファミリーだから』といってくれたダミアンさん、本当にお会いでき良かったといつも思っています。また、秋に遊びに来るねと言い、しばしのお別れです。

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バルセロナ→パリも予定通り到着し、1時間のトランジットなのでちょっと心配していましたが、全く問題なく、成田に向かう便に乗れました。

 

5月29日(木) 13時  成田に無事到着。

今回の旅行でスペインがもっと好きになりました。スタイルは違っても、本当に一生懸命ワイン造りをおこなっているボデガばかりです。日本で彼らのワインを売るのではなく、彼らの思いをしっかりと皆様に伝え、ワインを飲みたくなっていただけたらなぁと実感しています。

スペインワイン、本当に素晴らしいワインがたくさんあります。皆様もぜひこの素敵な生産者のワインたちをお飲みになってください。きっと幸せな気分を味わえることでしょう。

 

最後にこのスペイン旅行に携わった全てのみんなに感謝いたします。
ほんとうに楽しかった~!

はるひこ


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スペイン旅行(5月18日~29日) その10 [出来事]


5月27日(火)朝8時起床。
ゲストハウスのベランダから見る風景。

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"Jose Luis Pascual" の作品。 『杉と月』
『ようこそいらっしゃいました。お食事をお楽しみください。そしてゆっくりおやすみください』という意味が込められているそうです。

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9時過ぎにホセ・マリアとラ・ムンチョが朝食を食べに迎えに来てくれ、近くの街 "Vilajuiga" の "La PLACA" に。

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セラー・エスペルトに戻り、これからセラー・エスペルトが満を持してリリースしたエクストラ・バージン・オリーブオイルの工場を見学。このエクストラ・バージン・オリーブオイル、本当に素晴らしいです。

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http://jp.youtube.com/watch?v=kR9tTqD4_y8

セラー・エスペルトから車で10分ぐらいのところにあるオリーブオイルの工場。

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まずはビデオによる、オリーブオイルの作り方を見学。その後、工場内を見学。

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そして、オリーブの官能試験のまねごとを。

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高品質のエクストラ・バージン・オリーブオイルをつくるのに最も重要なことは『スピード』だそうです。セラー・エスペルトのエクストラ・バージン・オリーブオイルはオリーブの実の収穫からオイルになるまでに最大でも3時間とのこと、だからこんなに素晴らしいエクストラ・バージン・オリーブオイルができるんだ。

このエクストラ・バージン・オリーブオイルはダミアンの長女アナが有名なオリーブオイル・メーカーのコンサルタントを受け、つくりあげています。エンポルダの地元の品種アルグデルとスペインを代表する品種アルベッキーナのブレンドによるもの。アルグデルでボディをアルベッキーナで香りをイメージしたそうです。

昨年のサンプル時からテスト製品を試していますが、本当に素晴らしいエクストラ・バージン・オリーブオイルができたと私も思っています。とてもエレガントな味わいです。

オリーブオイルの工場からセラー・エスペルトに戻り、一昨日のコラボレーションワインのブレンドの続きを! 今回のメインの仕事だからがんばりまーす!

テイスティングルームに行くとアナが沢山のサンプルを用意して待っていました。セラー・エスペルトのみんなと畠盛さん、そしてスタッフ上杉と私でテイスティング、いろいろなサンプルをアッサンブラージュしたりして、いろんなパターンをつくり究極のコラボレーションワインを目指し頑張りました。

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今回はNo.4&No.8の樹齢80年以上のカリニャーナでつくられている区画違いのワインを50%、50%のブレンド、そしてこれから3ヶ月、1年使用した樽で熟成させることに決定しました。完成がとても楽しみです。きっと美味しいワインができますよ。No.4&No.8は同じ樹齢のカリニャーナですがタイプが違いNo.4がみずみずしいやや甘みのある味わいで、No.8は全てのバランスがとてもグッドなタイプ。シャビィ社長もNo.8は素晴らしいと言っていた。

あっ、そうだ。このテイスティング前にとっても凄いサプライズがありました。3月、ダミアンが来日した際に『エスクトゥリト・ブリュット・ロゼ』をぜひ将来つくってくださいと頼んだのですが、ダミアンも『自分もエスクトゥリト・ブリュット・ロゼをつくりたいと思っている』と返事をしてくれていたのですが、なんとこの秋、リリースに向け準備が整っていたのです。

早速、『エスクトゥリト・ブリュット・ロゼ』をテイスティングしたのですがチャーミングでとても美味しいスパークリングワインでした。もう、リリースが待ち遠しいです。

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けっこうハードな作業で全員疲れて休んでいた時、ダミアンがロセスで一番美味しいレストランに昼食に行こうと誘ってくれみんなで移動しました。

ロセスの街の中を抜け、海から少し離れた場所にこのレストランはありました。観光客は絶対に来ない場所だとダミアンは笑っていました。 "CAL CAMPANER" 楽しみです。

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赤ワイン漬けだったのでマレニー2007がすごーーーーく美味しい。

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お料理もデザートもダミアンが言っていたように最高の味わいでした。ロセスにいらっしゃる方、ぜったいにお薦めのお店です。あ~、ちょっと食べ過ぎたぁ~~。。。

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貝のイヤリングが可愛い、シャビィとアナ、そしてお店のスタッフと私。

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とっても美味しいひとときでした。
そして新たな畑を見に少しドライブ。この石は最初にセラー・エスペルトに来た時にダミアンと一緒に写真を撮った何千年前からあるパワー・ストーン。今年もダミアンと交代でパチリ。

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こちらの畑が新しいプランテーション。そして新たに開墾しているプランテーション。こちらはあと10日ぐらいで植樹できるとのこと、ちょっと驚き。

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このあたりは全て国立公園内にある畑だそうです。近くを見ながらセラー・エスペルトのゲストハウスに戻りました。

夜の食事までに時間があったのでゲストハウス下に広がるオリーブ畑を見に行きました。

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どうです、どの樹も樹齢が高そうでしょ。これらの高樹齢の樹はエンポルダの固有品種のアルグデル種です。

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今回のスペイン旅行最後のディナーまでしばらく部屋で部屋で休息。


ゲストハウスに、エスペルト夫妻、アントニー夫妻、そしてシャビィ、ホセ・マリア、ラ・ムンチョが集合。日本からのお土産をプレゼント。エスペルト夫妻、アントニー夫妻には日本で初めて書いた『書』を裏打ちしたものと烙印を。

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シャビィには奥様にアバニコ(扇子)を、そしてホセ・マリア、ラ・ムンチョにはぐい呑みをプレゼント。

今回、エスペルトで一番高価なワインとなる『キュヴェ香澄』の書体はじつは私の父親が書きました。そんなこともあり、香澄の書を持ち記念撮影です。

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さて、今回の旅の最後のレストランに向かい出発です。
小さな港町にある、ダミアンさんたちがお薦めのレストラン "Els Pescadors" に連れて行ってくれました。

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この店でも評判というセラー・エスペルトの白ワインで魚介料理を楽しみました。Pescadorsとは漁師という意味で魚介料理が最高に美味しいとのことなのです。

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どうです、美味しそうなお料理でしょ。もう、お腹がパツンパツンに腫れてしまっています。どうすれば元の体型になるのだろう・・・・。


食後、恒例の厨房見学会・笑。
もう、ピカピカにかたづけられていました。さすがです。オーナー・シェフと美味しいエスペルトの白ワインを持って、記念撮影。

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本当に美味しい食事をありがとうございました。セラー・エスペルトの皆さん、そしてレストランの皆さんに感謝。

今回はいつもよりもちょっと長いスペイン旅行でしたがいよいよ明日は帰国です。ゲストハウスに送っていただき、帰国の用意をし、2時過ぎに就寝。

今日も一日とても有意義な日だった。あ~、明日は帰国かぁ~~。。。
 


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スペイン旅行(5月18日~29日) その9 [出来事]

 
5月26日(月)朝、8時に起床。バルコニーでちょっとゆっくりし、朝食に。
うん、何度食べても美味しいなぁ、ここの朝食は。

10時、一緒に旅した3人の方が今日でお帰りになり、私たち4人はホテルからセラー・エスペルトのゲストハウスに移動。昨年の11月にも泊めていただきました。

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この日はバルセロナからソムリエの方が数名いらっしゃって、シャヴィもアナも忙しいとのことでアントニー夫妻とホセ・マリアとラ・ムンチョと8人で仕事を忘れ、観光しようということになり2台の車ででかけました。ちょっとその前に会社により、会社の目の前の畑をパチリ。健康そうな葉っぱですね、もう少しで花が咲きそうです。

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出発、どこに行ったのかあまり理解していないのですが、いろいろなところに連れて行ってくれました。楽しかったですよぉ~。

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お昼ご飯。アントニーの知り合いの店、トリトンへ。

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最後の料理、苦手だった・笑。

そしてコスタ・ブラバの海岸。波は荒かったですねぇ。

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海岸のカフェで飲んだこのあたりの名物。土鍋にレモンの皮、シナモン、そしてラムを入れ、火をつけしばらくアルコールを飛ばしてコーヒーを入れたもの。ちょっと風邪薬みたいでした。でも季節的にこれを飲んでいるのは我々のテーブルだけでした・笑。

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ちょっとゆっくりし、フィゲラスに向かい出発。フィゲラスはあの天才芸術家サルバトーレ・ダリが生まれた街。ダミアン・エスペルトさんもこの街に住んでいます。フィゲラスに到着後、ホセ・マリアとラ・ムンチョは会社に。ダリ美術館は既に閉館していましたので外から記念撮影。中は昨年の11月に見ているからまぁいいか。

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ダリ美術館の写真を撮っていると、ダミアン・エスペルトが合流。夕食にパエリアを食べにいこうと誘われましたが、お腹があまりすいていなく軽くバルでタパスを希望。地元で人気のバル、"BON VIVANT" に連れて行ってもらいました。いや~、混んでいました。そしてダミアンはいろいろな方から声をかけられていました。やっぱり地元の名士なんですね。

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このサンタ・ロサは最初に飲むワインなのに濃かったぁ~。
そしてタパスともう1本のワイン。 ダミアンとここの店のオーナーとここの人気ワインのビディビと記念撮影。

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店を出て、フィゲラスの街を歩き、ダミアンとバイバイ。その後、アントニー夫妻とロセスの海岸沿いのバルに行きジントニックを2杯。写真はスペシャルなジン・トニックだそうです。

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このお店、トップシーズンは1日、カクテル(7~10ユーロ)が1,500杯以上でるそうです。すげぇ、カクテルの売上だけで200万円弱かよぉ~。オーナご夫妻の息子さんはあのエル・ブジのパティシエとして活躍しているそうです。アドリア・フェランと共に来日もしたとか。

アントニーにセラー・エスペルトのゲストハウスに送ってもらい、12時過ぎに就寝。本当にのんびりした一日でした。

明日はいよいよ、セラー・エスペルトが満を持してリリースしたエクストラ・バージン・オリーブオイルの工場の見学です。


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スペイン旅行(5月18日~29日) その8 [出来事]


5月25日(日)朝、8時起床。波の音も高く、天気は悪そう。カーテンを開けてみるとかなりの雨。ここの朝食は大好きなのでゆっくりと食事。

10時にセラー・エスペルトのみんながホテルに迎えに来てくれ、分散して車に。僕はセールス・マネージャーのラムンチョの車に。雨だけど一応、空港に行ってみようと言うことになり、行ってみると、本当に "スカイダイビングの有名クラブ" で大勢の人たちが雨をやむのを待っていました。、もしかしたら晴れていたら本当にスカイダイビングをさせられていたのかも。もしかしたら恵みの雨?

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ビデオに映し出される映像は楽しそうなのでいつかチャレンジしてみたいとちょっと思ったりして、セラー・エスペルトのみんなは誰もやったことがないし、これからも絶対にやらないといっていた・笑。

軽飛行機も飛ばないと言うことなので、セラー・エスペルトに行き、のんびりテイスティングでもしようと言うことに。

久しぶりのセラー・エスペルト。1Fのショップは相変わらずカッコウいいです!

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ハビエル・マリスカルの絵のはいった、スパークリングワイン用の6本木箱もできたんだぁ。これいいなっ!

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2Fに上がると、ここは芸術のホール。いろいろな方の作品が飾られています。 "Jose Luis Pascual"氏がワインボトルに描いた作品。どうです、可愛いでしょ。

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テイスティング・ルームに入って、私はもう大笑い! じつはセラー・エスペルトにいらした大物の方たちのダミーがこの部屋に飾られているのです。

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向かって左から、スペイン・ミシュラン3つ星レストラン・エル・ブジのオーナー、ユリ・ソレル氏、そしてスーパーシェフのアドリア・フェラン氏。一番右は同じく3つ星レストランのサン・パウのカルメ・ルスカイェーダ女史。

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庭があれば3つ星と言われるカン・ロカのロカ3兄弟とスペインワインガイドブック・ペニンのホセ・ペニンが飾られているのですが、なんとそこに私と私の父親のダミーが飾られていたのです。これにはちょっと大笑いして、大喜びしました。でも、僕はあんまり似てませんよね。

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みんなで大いに盛り上がったあと、セラー・エスペルトのワインたちのテイスティング。

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〔白ワイン〕
Vailet2007
Mareny2007
Chardonnay2007
Quinze Roures2006

〔ロゼワイン〕
Corali2007
Lledoner Rosat2007

〔赤ワイン〕
Saulo2006
Terres Negres2005
Comabruna2005

〔甘口〕
Garnatxa Jove
Moscatell
香澄2005

どれもとても美味しくなっていると思います。2007年の白は特に良い感じです。醸造家のアナ・エスペルトになんでこんなに美味しくなったのかと質問したら、『私だって、勉強し、進歩しているの』とうれしそうに答えていました。次回入荷のワインたちもかなり高いパフォーマンスを持ったワインとなって日本に上陸することでしょう。

セラー・エスペルトで初めてつくられる漢字の名前の最上のワイン、"キュヴェ香澄" は甘口の赤ワイン。ヴァンダンジュ・タルディヴによる甘口で使用される葡萄は1901年に植樹されたカリニャーナの最上の葡萄のみ。ハーフボトルで1,200本の生産という大変貴重なワインです。リリースはこの秋。

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今回のセラー・エスペルトで一番大事な案件は、古樹のカリニャーナを使ったセラー・エスペルトとワイナリー和泉屋のコラボレーションのワインの開発。今日は4つのタイプのカリニャーナのテイスティング。そしていろいろとアッサンブラージュ。

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かなり集中してやったので疲れました。でも本番は明日。今日は口の中の練習。今日はテイスティングをここまでにし、2Fホールでセラー・エスペルトの皆さんと昼食。

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こういうパーティってほんとうに楽しいですよね。こんなパーティにエスペルトのワインってとってもあうのです。

昼食後、雨だけど、畑を見に行こうと言うことになり、全員に雨合羽が配られました。丈の長いのあり、短いのありでアバウトなところがスペインぽい。

セラー・エスペルトの中でもとても大切な畑のひとつ、1901年植樹のカリニャーナ畑。この中にほんの少しガルナッチャ・グリも植えられているそうです。

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健康的で綺麗な葡萄樹です。トップキュヴェの香澄はまた違うエリアの葡萄からつくられるそうです。
その後、コルクの樹を見たりし、"Sant Pere de Rodes 修道院あと"を見学。そしてホテルに戻りました。

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今晩はセラー・エスペルトのゲストハウスでエル・ブジで10年間修行したというシェフの料理で宴会です。私は彼の料理は3度目で、去年プレゼントした手ぬぐいをはちまきにして来てくれていました。  わぁー、写真取り忘れたぁ~。。。

ダミアン・エスペルトの長女アナ(醸造家)とお子さん。そして次女のマリアとマリアの彼のラウル君の記念写真。テーブルの上には"Jose Luis Pascual"氏デザインのアートが置かれています。素敵ですねぇ、さすがアートの国。

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セラー・エスペルトのシャビィ社長の仕切により(笑)宴のはじまりです。途中からライブバンドも入り、いつもゲストハウスのパーティには驚かされます。前回はマジック・ショーでした。

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さすがエル・ブジで10年間修行した料理人。今回はカタロニア地方の伝統料理とのこと。特に真ん中のロールキャベツ風のものが美味しかったぁ~。

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そして、焼きリンゴに挽肉が詰まっているお料理。

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マリアの彼、ラウル君が耳元で『ハルヒコ、無理して食べなくてもいいからね。僕も最初出された時、一口食べてダメだったから』と。その横のマリアも『私もあんまり好きじゃないの』と笑ってました。

はい、僕もダメでした・・・・・・・笑。

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向かって左から
●ダミアン・エスペルトご夫妻と私 
●アナ・エスペルト(醸造家)と私
●エスペルト夫人と私

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向かって左から
●セラー・エスペルト、シャビィ社長
●広報のホセ・マリア・オルテガと輸出のラ・ムンチョ
●スペインワインのワイン商の畠盛さんと奥様

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向かって左から
●マリア・エスペルト(次女)と彼のラウル
●セラー・エスペルトの顧問弁護士のアントニーと奥様
●エスペルト夫人のお兄様

セラー・エスペルトの皆様からのプレゼント!
ソムリエ用の前掛けと料理用の帽子。そして "Lleixa"のオリーブオイルの本、そしてその中のオリーブの樹の絵の版画。うれしい~。

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美味しいデザートがでてきて、そろそろ終わりの時間に! 

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ダミアン・エスペルトから『歓迎のことば』をいただき、胸が熱くなりました。そしてシャビィ社長からハルヒコも何かしゃべれといわれ、日頃の感謝と出会えたことの嬉しさを話しました。

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本当にセラー・エスペルトのみんなに会えて心から良かったと思っています。

その後、セラー・エスペルトの自家用のオルホ(蒸留酒)とコーヒーを飲みお開きに。とても素敵で楽しい時間をありがとね、ダミアン。

そしてホテルに戻り、波の音を聞きながら、2時に就寝。   

楽しかったぁ~~~。。。

 


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スペイン旅行(5月18日~29日) その7 [出来事]


5月24日(土)朝、8時起床。シャワーを浴び、散歩。
8時半に朝食。やっぱり今までで一番美味しかった(笑)。

バスにてボデガス・リオハナスに向け出発。ボデガス・リオハナスはクラシカルな造り手で当初行く予定はなかったけれどマエティエラにいたサラちゃんが転職したので寄ってみました。

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到着すると "SARA"(向かって左) が大きく手を振って迎えてくれました。もうひとりの小柄な子 "ANA" はなんか話し方がディズニーランドからやってきたような可愛い子でした。

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創立が1890年という歴史あるボデガ。昔使っていたワインを作る器具が飾られています。

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セラーには非常に古い古酒もかなりの量が保管されています。

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そして、テイスティング。

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いろいろなものをテイスティングさせてもらいました。個人的には "Monte Real Reserva2001"と "Vina Albina Gran Reserva1978" が特に美味しく感じました。

その後、醸造家の "Pablo O.Gil"さんらとタパスを食べながら懇親会。久しぶりにサラに逢え、うれしかった。サラへのお土産に持っていったアバニコ(扇子)をもってパチリ。

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そしてサラと一緒にナバーラにあるオリーブ・オイル会社の "TRUJAL HACIENDA ORTIGOSA" へ。ここのエクストラ・バージン・オリーブオイルはパリのコンクールで金賞を受賞。とてもエレガントなエクストラ・バージン・オリーブオイルでした。

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さて、これからエンポルダまで6~7時間の長旅。

 

ついに大西洋から地中海に横断完了です。目指すは本日宿泊するホテル、 "Almadraba Park Hotel" 、昨年泊まりましたが素晴らしいホテルです。

夜の9時についに地中海のリゾート地ロセスの "Almadraba Park Hotel" に到着。ホテルにチェックイン。今回の部屋もビーチがよく見える素敵な部屋。そばにはプール付きの別荘がいくつもあります。ここロセスにミハエル・シューマッハの別荘もあるそうです。

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9時半にダミアン・エスペルト夫妻とアントニ・フェレール夫妻が迎えてくれ、ホテルの庭でセラー・エスペルトのマレニーで再会を祝って乾杯。ダミアンから、『明日はパラシュートで空を飛ぶから』と訳のわからない話をききました。しばらく歓談後、ホテルでディナーを。

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ホテルのレストラン、リゾートらしく明るく楽しいタイプです。このお二人はこのロセスの町ではかなり有名な方だとダミアンが教えてくれました。

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セラー・エスペルトのキンセ・ルレスとテレス・ネグレスの上級キュヴェの白、赤ワインで魚介をメインとしたコース料理を楽しみました。この二つのワインは今年のエル・ブジのワインリストにオン・リストするとのこと。素晴らしい。

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ワインも料理もとても美味しく、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね。デザートを食べ、バルコニーに移動。そして恒例のオルホをみんなで飲みました。

明日はセスナに乗って、テイスティングをして、クルーザーに乗る予定とダミアンから。えぇ~と驚きながらダミアンたちを見送り、それぞれの部屋に。夜2時の就寝でした。

 

 


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スペイン旅行(5月18日~29日) その6 [出来事]


5月23日(金) 朝、8時起床。天気は雨。
軽く、朝食を済まし、秘境ソリアに向け出発。

ソリア地区のサン・エステバン村は住民が35人。一昨年は40人だったのに・笑。非常に過疎化が進んでいる村で、その昔はスペインでもとても貧しいことで知られていたそうです。ティエラ・エル・ギハラルはそのサン・エステバン村にある小さなボデガ。

到着後、雨がとりあえずやんだので、オーナーのお一人 "SERGIO RUPEREZ CARRO"さん、親子ととりあえず畑に行きました。

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ここの畑の多くは自根のピエ・フランコを含む、百年前後の樹齢のもの。本当に素晴らしいのです。

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ここソリアは標高が非常に高く、他の地域と比べ、まだほとんど葉もでていない状態です。これらの葡萄樹は皆、百年以上の樹齢のティンタ・デル・パイス。どうですか、このいかにも古そうな葡萄樹は、これから素晴らしいワインが生まれるのです。

ル・ナシオン、テレフォニカといったシングル・ヴィンヤードを見て回り、アタウタ村により、ボデガに帰りました。その頃には大雨に。いつ見てもすごい畑です。

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ワイナリーに戻り、早速醸造所の見学とテイスティング。ここにも垂直のプレスがあります。バレルサンプルのテイスティングをいくつか。

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ティエラ・エル・ギハラルの最上キュヴェ、ルデレス・セロ・エル・クベリーリョは2004年にリリースされた以後、まだ一度もリリースされていません。2007年も一応候補として樽で熟成されているのですが、2004年のポテンシャルに追いつくのは難しそうです。私は2007年もリリースされないのではと思っています。やっぱり最上のキュヴェはダントツに良くなければなりませんものね。

その後、小さなラボでボトルのワインをテイスティング。

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やっぱり、その価格帯において素晴らしいパフォーマンスをだせるワインたちです。新作のロゼワインもとても素晴らしいものでした。特にセレクシオン以上のワインは抜群の味わいです。

2004年のルデレス・セロ・エル・クベリーリョ は絶対に買いです!

ギハラルの美味しいワインも堪能し、雨の中、リオハに移動です。
向かうところはナポレオン3世夫人の畑を継承している "フィンカ・エンペラトリス"

私はバスからスペインで活躍するワイン商のロバートさんの車に乗り換えての移動。車中いろいろな話を聞き、とても勉強になりました。そして "フィンカ・エンペラトリス" に到着。

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ボデガス・ラ・エンペラトリスは、フランス最後の女帝、ナポレオン3世の妻が所有していた葡萄畑と言うことで、エンペラトリス(女帝)と名乗ることができます。エルナイス家とララ家が所有する、2000年設立の新しいワイナリーです。オーナーのエドゥナルド・エルナイス氏が全ての管理&マネージメントを行い、トップワインメーカー達がチームで醸造から熟成管理まで行なっています。

オーナーのエドゥナルド・エルナイスと弟のビクトリアが出迎えてくれました。バスが到着するまでの間、新しい醸造家の "David Gonzales Marcos" 氏を紹介されたり、新たなる試みのガルナッチャの500Liの樽を見たりしていました。

2階のテイスティングルームに行くとエドゥナルド・エルナイス氏がクリアンサのダブル・マグナムを出してきて、『アライの誕生祝いだよ、遅くなってごめんと』とその場でサインをしてプレゼントしてくれました。もちろん東京に船便で送ってもらいますが(笑)。

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昼食を兼ね、ラ・エンペラトリスのワインをテイスティング。また、今年もいろいろ作り方を新たなる醸造家、"David Gonzales Marcos"と相談し、変えているみたいです。全体的にまたポテンシャルが上がったように感じます。  ※手前がDavid。

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でも、今回一番感激したのは "フィンカ・ラ・エンペラトリス・レゼルヴァ2001"。これは本当に旨かった。最近飲んでいなかったのですが、こんなに美味しくなっているとは・・・・・・。驚きました。そのことをエドゥナルドに伝えると、彼は『じつはこのワインこそ、僕の理想としているワインなんだ』と話しをしてくれました。ぜひとも日本の皆さんにもこの素晴らしい味わいを楽しんでもらいたいとも話していました。

ここの料理は美味しいんだよなぁ~

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ラ・エンペラトリスはスペインの有名ブランド、ロエベともコラボレーションでワインパーティなどもやっていると聞いています。

食後、みんなで畑を見に。

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醸造家のDavidに、醸造家としてラ・エンペラトリスは魅力あるボデガなの?と聞いたところ、『なかなかこれだけの環境でワイン造りを行えるところは他にない。そして何よりもエドゥナルドと気持ちよく仕事ができていることがとても良い』と話しをしてくれました。

まだ若きオーナーのエドゥナルドの良いワインをつくるという気持ちはまだまだどんどん発展していきそうです。このボデガは本当に楽しみな造り手です。

夜、一緒に食事をすることになり夕方、今晩宿泊のホテル・レストランの "echaurren" に移動。 ここには昨年一緒にスペインを回った、サン・パウ東京の元シェフ・ソムリエの菊池貴行さんが修行中のレストランを擁するホテル。久しぶりに菊池さんにお会いできることを楽しみしてました。

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冬のシーズンはスキーが有名な地で、この時期はのんびりと時間が流れていました。ディナーまで少し時間があったので街の中を散歩。静かな良い町でした。

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少し休憩をし、スペイン一つ星のレストラン、 "echaurren"

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パンと共にサーヴィスされた7つのオリーブオイル。これにはちょっと驚きました。

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美味しいお料理。う~ん、堪能しました。

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本当に素晴らしい料理でした。
エンペラトリスのワインもどれも素晴らしかったのですが、ここでも "フィンカ・ラ・エンペラトリス・レゼルヴァ2001" が抜群に美味しく、菊池ソムリエも、『久しぶりに飲みましたが素晴らしいワインになっていますね』と大絶賛していました。

レストランの営業終了後、支配人の "Jose Felix Paniego" さんと菊池君とみんなで夜中まで大いに盛り上がりました。私はスキーと剣道の話しで "Jose Felix Paniego" さんと意気投合、楽しい時間となりました。

それから厨房も見せてもらったりしちゃいました。

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菊池君も早朝から展示会に出張とのことで2時頃にお開き、明日はサラのいるボデガス・リオハナスにいきます。

おやすみなさーい。

このワインは絶対に買いです。
"フィンカ・ラ・エンペラトリス・レゼルヴァ2001" 

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スペイン旅行(5月18日~29日) その5 [出来事]


5月22日(木) 朝、8時起床。
リビングで朝食を。オーナーのイナラハさんもいらっしゃり、またまたいろいろなお話しをお聞きしました。彼は10年後に焦点を定め、今、いろいろなことをやっているとのこと。このボデガもきっと有名になることでしょう。AAAのイナラハをロバート・パーカーが今度テイスティングすると聞きました。やっぱり、ロバート・パーカーの存在って大きいんだなぁ・・・・。

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昨年に引き続き、大変にお世話になりました。イナラハさんも来年のフーデックスに日本にいらっしゃるとか、その時は恩返ししなくっちゃ!

イナラハさんと別れ、今日は前からとても行ってみたかったベガ・シシリアがトロにつくったボデガ、 "Bodegas y Vinedos Pintia" に。

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この3月、オーナーのパブロ・アルバレス氏の来日のロオジエでのディナーにお声がけをいただき、その時にもいろいろお話しを聞き、どうしても行きたくなりリクエストしたボデガです。

到着すると警備員が全員のパスポートを回収、スペインを代表するセレブな一族のアルバレス家、本当に警備は厳しいです。マネージャーのプリさんをゲストハウスで待ちます。でも、本当にお金をかけているなぁと感心しちゃいます。1種類のワインをつくっているだけなのに・・・。

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ゲストハウスの中もさすがです。

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 そしてプリさんが登場。2年ぶりの再会です。さっそく醸造所の見学。

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スペインの資産家アルバレス家、1982年にスペイン最高のワインと言われるウニコを擁するベガ・シシリアを買収、ベガ・シシリアのワインをさらに磨き光り輝かせた!
その後全くコンセプトの違うアリオンを1991年をファーストヴィンテージとしてさらにリリース。ウニコ、バルブエナ、アリオンはまさにスペインを代表するワインとなっています。   そして1996年にトロDOで新たなるワインをつくるためプロジェクトがはじまりました。1999年にサン・ロマン・デ・オルニハ村の丘陵の斜面に醸造所の建設を開始しました。 アリオン醸造所同様、さすがと言うぐらい素晴らしい醸造設備です。それがピンティアなのです。

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ベガ・シシリアの名が入った樽は全て自社製のアメリカンオーク樽。フレンチオークとアメリカンオークの樽を使用しますが、ピンティアは全て新樽を使用します。

テイスティングは来年リリース予定の2006年ヴィンテージ。

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まだまだ、コメントできる時期ではありませんがちょっと乾いた感じの味わいでした。プリさんに2004年、2005年などとの比較をいろいろ聞いたのですが、2006年に関してはやはりまだ何ともいえない状態とコメントしていました。

あと、2004年に関しては兎に角エクセレントなヴィンテージで他のワインが2004年の同レベルになるのは難しいと原稿の2004年を大絶賛していました。私も2001年からピンティアは飲み続けていますが、2004年は本当に素晴らしいと思っています。個人的には2003年も大好きです。

テイスティング終了後、畑を見に外出しましたが、畑まではバスでは行けないと言うことなので途中の場所でその土壌などを確認。現在のワインは自根の25年から50年の樹齢の樹から収穫されている葡萄のみからつくられています。美味しいわけだ・・・。

私の大のお気に入り、 "ピンティア2004" 、お試しあれ。

 

畑でプリさんとお別れし、バスでルエダに。ルエダはベルデホという高級白葡萄がメインの生産地。私も今、とってもベルデホの美味しさに嵌っているひとりです。

その嵌ったきっかけをつくったワインが、2007年、あの世界で一番予約がとれないというレストランのエル・ブジで一番売れたというナイアデス。本当に美味しいワインでした。そのナイアデスをつくるボデガス・ナイア・ビニャ・シラ に行ってきました。

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醸造家の "EULOJIO CALLEJA" さんが出迎えてくれ、すぐに醸造所の見学となりました。彼はこの辺の多くのボデガのコンサルタントも行っており、ルエダのスペシャリストとして知られている人物だそうです。

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そして畑を見学。

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最上キュヴェの "ナイアデス" は100%ベルデホでつくられ、その多くがプレ・フィロキセラの百年ものの古木のベルデホから収穫された葡萄でつくられます。"ナイア" でも充分美味しいのですが、やっぱり飲み比べるとこの "ナイアデス" は素晴らしいです。

醸造所、畑を見た後、テイスティングルームにてテイスティング。"Las Brisas"、"Naia"、"Naiadez" をテイスティング。"Las Brisas"は個人的にあまり好きではありませんが "Naia"、"Naiadez" は抜群の味わいです。濃さもありつつ、エレガントなんです。ベルデホは新しいヴィンテージの方が良く、熟成にはむかないと言いますが、ここのワインはまるでべつ、ナイアの2005、2006、2007を飲み比べましたが、熟成の良さもしっかり感じました。

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ルエダ以外の地で "EULOJIO CALLEJA" さんがつくっているワインも一緒にテイスティングしましたが、この "EULOJIO CALLEJA" さん、ただ者ではありません。でてくるワイン、でてくるワインがどれも本当に素晴らしいのです。はい、ちょっと、驚きました。彼もまた、天才なのでしょう。

"Naia"、 "Naiadez"  は絶対に買いです。

テイスティング終了後、ボデガで美味しいワインを飲みながら軽く昼食のタパスをご馳走になりました。テイスティングルームを出ると凄く大きなワイン・ボトルが。ルエダの樽熟のワインでNo.1になった記念のトロフィーだそうです。

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ボデガス・ナイア・ビニャ・シラの実力の高さを実感し、リベラ・デル・ドゥエロに向かい出発しました。

次に向かうはスペイン・ミシュラン一つ星のレストラン "Les Cols" で初めて飲み、その美味しさに驚いたコンデ・デ・サン・クリストバルに。

このボデガはリオハの超有名ワイナリー、マルケス・デ・バルガス社が、リベラ・デル・ドゥエロで最高の赤ワインと目指して、設立したボデガ。

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畑はペニャフィエル郊外、標高950m-1,000mの一番高いところにある。ドゥエロ河左岸。1ヘクタールあたり、14ヘクトリットルしか収穫しないという低収量。ティンタ・フィナ80%、カベルネソービニヨン10%、メルロ10%のブレンド。この畑は本当に凄かった。よくこんなところにつくったなぁと感心しました。写真はその畑から見下ろしたもの。

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まずはテイスティング。コンデ・デ・サン・クリストバル2005年をテイスティング。じつは日本でも輸出マネージャーの "Nicole Konings" さんがワイナリー和泉屋に遊びに来てくれたときに一緒に飲みました。

大好きな2004年よりも洗練されていると "Nicole Konings" も言っていたし、今回説明をしてくれた "Jorge Peique Valle" さんも言っていたのですが、個人的な好みでは私はやっぱり2004年でした。

2004年が黒い下着のセクシーさで、2005年は白い下着のセクシーさの違い、なんかそんな感じなのです。まぁ、ある意味、好きずきの問題ですけど。2004年は妖艶でえっちなワインなんです。2005年はあか抜けた分、妖艶さを感じなくなってしまいました。

その後、マルケス・デ・バルガスのワインや同グループのリアス・バイシャスのワインと共に美味しいタパスをご馳走になりました。

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そして"Jorge Peique Valle" さんの案内で醸造所の見学。わぉっ!垂直プレスで搾っているんだ、個人的に垂直プレスを導入しているワイナリーが私は好きです。

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最後に私の父親が書いた手ぬぐいをプレゼント。"Jorge Peique Valle" さんと一緒に記念撮影。"Jorge Peique Valle" さんはラウル・ペレスと同郷で友人だとか、なんだかさらにここのワインも好きになっちゃいました。2006年はもっと艶っぽいワインをつくってねとお願いしてきました(笑)。

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僕の大好きなコンデ・デ・サン・クリストバル2004は こちら!

 

コンデ・デ・サン・クリストバルをあとに、一昨年前に泊まったエル・ブルゴ・デ・オスマに向かってバスで移動。

ホテルも一昨年と同じ "Hotel Ⅱ Virrey(★★★★)" に宿泊。

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窓を開けると、窓下の道は子供公園のように沢山の子供たちが遊んでいました。過去海外でこんなに沢山の子供を見たのは初めてでした。夜の食事まで少し時間があったのでホテルの回りを散歩しました。

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夜は今回、最初で最後のフリーの日。中華があったので行ったみたら残念なことにお休み、これは良かったことか悪かったことかはわからない(笑)。なぜか、この日はとてもスープが飲みたくなり、みんなにリクエスト。

一昨年、ホテルと同じグループの豚専門のレストラン、 "LA MATANZA " へ。泡ものが久しぶりに飲みたくワインリストを見たら、たったの2アイテム。こちらではほとんどカヴァはでないそうです。それでもカヴァを頼みひと段落。

メニューを見るとスープもあり、ばんざーい。早速オーダーすると、他のみんなもスープをオーダー、なんだみんな僕と一緒ジャン。この日はサクサクッと食べて終了。1970年のリオハ・アルタをオーダーしたのですが、これは失敗でした。とほほ。
デジカメを忘れてしまい、写真はなーし。

今日は早めの12時就寝。 明日はソリアのティエラ・エル・ギハラルだぁ!


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